Galaxy Z Fold2のディスプレイ、相変わらず爪で傷つく耐久度

galaxy z fold2

Galaxy Z Fold2
 
Samsungが新たに発売した折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold2」の耐久テストが早速行われています。

Galaxy Foldから耐久性は進化した?

Galaxy Z Fold2は9月18日に発売された、Samsungの折りたたみスマートフォンで、2019年10月に登場した「Galaxy Fold」の後継モデルとなります。そんなGalaxy Z Fold2の耐久テストを行ったのは、検証系YouTuberとしておなじみのJerryRigEverythingです。
 
galaxy z fold2
 
Galaxy Foldが登場した年は“折りたたみスマートフォン元年”だったこともあり、登場時から様々な問題が指摘されてきました。複数のテスターから使用後数日で割れたり気泡が入ったりしたとの報告が相次ぎ、Samsungは再開発を発表、当初の発売予定日から半年遅れでの発売となりました。しかし発売してからも、ディスプレイに傷がつきやすいことや、ヒンジ(パネルとパネルの蝶番部分)にゴミが入りやすいことなどが発覚していました。
 
JerryRigEverythingの検証動画を観る限り、Galaxy Z Fold2はGalaxy Fold最大の問題点を引き継いでいるようです。物質の硬さを測るモース硬度計でディスプレイに傷をつけたところ、Galaxy Fold同様、爪でひっかき傷がつくレベルの硬さを意味する硬度2の時点で、パネルに傷がついてしまいました。
 
galaxy z fold2
 
もちろん、持ち運ぶ際は筐体を閉じているのでディスプレイに傷がつくことはありませんが、パネルにガラスが使えないとあって、やはり開いた際の傷つきやすさは容易に克服できない問題のようです。
 
ただしヒンジにゴミが入り込む問題は、ナイロンファイバー製のブラシが搭載されたGalaxy Z Flip同様に改善されたことが確認できます。
 
galaxy z fold2
 
なお、Galaxy Z Fold 2は日本も発売対象国となっており、前モデル同様にキャリアではauでの独占販売となります。
 

 
 
Source:YouTube-JerryRigEverything via GSMArena
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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