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2020年9月27日 23時28分

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Apple、火炎瓶投げたデモ暴徒の情報をFBIに提供〜逮捕に貢献


 
“犬猿の仲”のイメージがあるAppleと米連邦捜査局(FBI)ですが、いつも敵対しているわけではありません。警察車両に火を放った男性の身元調査にAppleが協力していたことが分かりました。

Appleの情報提供が決め手に

警察によるジョージ・フロイドさんの暴行死をきっかけに全米各地で発生しているデモは、依然として収まる気配を見せません。BLM運動と呼ばれるデモの多くは平和的ですが、一部では放火や暴行、略奪を含む暴動に発展するケースもあり、地域自治体は対応に手を焼いています。そうした中、米シアトルのデモで警察車両へ火炎瓶を投げ込んだ男の逮捕にAppleが協力していたことが判明しました。
 
報道によると、5月末に火炎瓶で警察車両が燃やされたことを受け、FBIが監視カメラやSNSなどから犯人の身元を割り出すべく調査を行っていたそうです。その結果、米キャリア大手Verizonの記録から犯人の名前と所在地のほか、iPhone7を使用していたことが分かりました。
 
FBIによると、彼らがAppleに犯人のiCloud情報を求めたところ、同社から証拠に繋がる資料が大量に送られてきたそうです。これによって犯人が所有するiPhoneの「写真」の中には、デモを訴える投稿が行われたInstagramや、火炎瓶の成分表などのスクリーンショットがあることも判明しました。またiCloudのアカウントに保存してあるビデオでは、怪しい液体の入った緑色のグラスが詰まった黒いバッグが映り込んでいました。他にも警察車両に投げつけられたボトルの映像や、火炎瓶を投げてカメラの前で喜ぶ本人の姿なども確認されたそうです。
 
Appleによる、こうした一連の証拠が決め手となり犯人は逮捕され、9月中旬に器物損害に繋がる物品の違法所持で起訴されました。

FBIと全面対決しているわけではない

銃乱射事件犯のiPhoneロック解除問題では、FBIと全面対決する姿勢を見せているAppleですが、今回の事件に限らず、FBIの要請には応じるケースも多々あります。
 
事実、2016年にはiMessageの情報を捜査機関に対して部分的に開示していることが判明したほか、2020年にもFBIの要請を受け、iCloudにおけるiPhoneのバックアップデータを完全暗号化する計画を断念したことが報じられています。
 
 
Source:Forbes
(kihachi)

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