Galaxy S21+のベンチマークスコアが登場、Snapdragon 875は?

    galaxy s21+ ベンチマークスコア

    qualcomm snapdragon 875
     
    Androidスマートフォンに搭載されるチップで最も有名なのは、最大手QualcommのSnapdragonシリーズです。このうち、次世代ハイエンドスマートフォン向けチップを牽引していくことが期待されている「Snapdragon 875」の性能が、Galaxy S21+のベンチマークスコアからおおよそ明らかとなりました。

    ExynosからSnapdragon 875を予測

    「おおよそ明らかになった」と書いたのは、今回判明したのは、正確にはSnaodragon 875のベンチマークスコアではないからです。Geekbench 5に登録されたのは、Samsungが来年発表予定のGalaxy S21+(SM-G996B)向けに独自開発しているExynos 2100のスコアで、シングルコアが1,038ポイント、マルチコアが3,060ポイントとなっています。
     
    galaxy s21+ ベンチマークスコア
     
    ただし、Samsungは地域ごとにExynos搭載モデルとSnapdragon搭載モデルを同時展開するのが常で、同一モデルで性能差を設けることはないため、少なくともGalaxy 21+でExynos 2100とSnapdragon 875のパフォーマンスはほぼ同じだと考えられます。
     
    一方、10月登場が期待されているiPhone12シリーズに搭載予定のA14は、シングルコアで1,658ポイント、マルチコアで4,612ポイントがGeekbench 5で記録されています。A14とSnapdragon 875(そしてExynos 2100)はいずれも未発表ですが、仮にこのスコアが事実であれば、A14がSnapdragon 875よりもベンチマーク性能が高い公算は大きいでしょう。
     
    ただし、一部にはA14のベンチマークスコアはSnapdragon 865 Plusよりも低いとする指摘や、性能よりも電力効率の向上を重視した設計になっているとする見方もあります。いずれにしてもiPhone12の発売後には正確なスコアが誰でも測定可能となるため、性能がどれほど向上したのかは近いうちに明らかになりそうです。なお、Snapdragon 875はSamsung量産を担当し、12月に発表される予定です。
     
     
    Source:MyDrivers
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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