iPhone12に搭載見込みのA14チップのベンチマークスコアはiPad Pro並み?

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今秋発売が期待されているiPhone12への搭載が見込まれるAppleの「A14」チップのベンチマークテストのスコアが流出し、iPad Pro並みのパフォーマンスを持つことがわかりました。

A14チップは5nmプロセスでTSMCが製造

Appleの次期iPhoneモデル、iPhone12に搭載される可能性が高いとみられるA14」チップの生産が、台湾TSMCにより4月から開始されると3月上旬に報じられました。
 
A14チップは、5ナノメートル(nm)極端紫外線(EUV)製造プロセスで行われ、7nmプロセス製造のA13から大幅なアップグレードが期待されています。
 
米メディアMacWorldは、A14のベンチマークスコアはシングルコアで約1,600ポイント、マルチコアでは5,000ポイント近くに達する可能性もあると予測していましたが、今回実際のパフォーマンステストの結果がリークされ、具体的な数字が明らかになりました。

A14チップのGeekBench 4、5のスコアが流出

リークされたA14チップのGeekBench 4のスコアによれば、クロック数は3.1GHzに達し、A13の2.7GHzよりも400MHz高い結果になったとのことです。
 
また、A14のGeekBench 5のベンチマークスコアは、シングルコアで1,658ポイントマルチコアで4,612ポイント(下の画像右側)に到達したと伝えられています。
 
A13がシングルコアで1,329ポイント、マルチコアで3,468ポイントだったのに比べると、A14のシングルコアのパフォーマンスは25%増マルチコアのパフォーマンスは33%増となる計算になります。
 

A14はMacBookにも搭載可能か

A14のパフォーマンスは、A12Xチップ搭載の12.9インチiPad Pro(シングルコアで1,110ポイント、マルチコアで4,568ポイント – 上の画像左側)を上回ったことがわかりました。
 
Appleは、Aシリーズチップと同じARMアーキテクチャベースのMac向けCPUの開発を行っていると噂されていますが、A14はエントリーレベルのMacBookにも搭載可能だろう、とAppleInsiderは推測しています。
 
 
Source:Research Snipers via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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