露装飾メーカー、実際の隕石を用いた特注iPhone12 Proを発売計画

caviar space odyssey

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ロシアの高級モバイルアクセサリーメーカーCaviarが、“隕石仕様”のiPhone12 Proのデザイン開発に取り組んでいることが分かりました。

実際の隕石を使用

これまでにもCaviarは、筐体を加工するなどして特別仕様のiPhoneを次々と世に送り出し、注目を集めてきました。例えば、過去には500グラムの18金と137個のダイヤモンドを埋め込んだiPhone11 Proを発表しています(価格は1,000万円超え)。
 
すでにCaviarは、iPhone12シリーズでも18金&ダイヤ仕上げモデルの予約を受け付けていますが、新たに開発中とされるのが、“Space Odyssey”と名付けられた、火星や月、水星の表面をiPhone12 Pro上で再現したモデルです。
 
caviar space odyssey
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対象はiPhone12の上位モデル(Proシリーズ)となり、装飾には実際にスウェーデンで発見された隕石(ムオニオナルスタ隕石)の欠片が5つ用いられます。また、水星(Space Odyssey Mercury)モデルには水星由来の隕石の欠片、火星(Space Odyssey Mars)と月(Space Odyssey Moon)モデルには、それぞれ現地で採取した欠片が装飾されるそうです。

集合体恐怖症を和らげる効果も?


昨年iPhone11シリーズが登場した際は、カメラレンズが密集しているデザインから、集合体恐怖症(トライポフォビア)を引き起こすとの指摘がなされました。男性では7%ほど、女性では18%ほどが、集合体に関連した画像に対して過敏反応を示すと言われています。
 
幸か不幸かiPhone12シリーズでもこのデザインは踏襲される見通しですが、目ではなく惑星の表面上の“クレーター”に見立てることで、恐怖が和らぐかも知れません。なおCaviarの特注iPhone12シリーズは、水星モデルが6,600ドル(約697,800円)、火星モデルが6,110ドル(約646,000円)、月モデルが5,830ドル(約616,400円)からとなります。
 
 
Source:LetsGoDigital
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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