Apple Watchの2023年か2024年モデルがマイクロLEDを初搭載か?
Apple Watchの2023年か2024年モデルが、Apple製品として初めてマイクロLEDディスプレイを搭載するモデルになるとの予想を、AppleInsiderが報じています。
ディスプレイ業界筋の情報
LEDチップメーカーであるEpistarの会長、リー・ビーン・ジェ(Lee Biing-jye)氏によれば、「マイクロLEDディスプレイの採用は3年〜4年後にスマートウォッチ市場から始まるだろう」とのことです。
Epistarは、マイクロLEDディスプレイに用いられる超小型LEDチップを製造する上での問題点を新技術で解決しており、今後2年〜3年で量産を開始、3年〜4年後の搭載製品の登場に向けて、現在は歩留まり改善とコスト削減に焦点をあてているとリー氏は述べています。
リー氏は、マイクロLEDディスプレイをスマートウォッチに搭載することを検討しているベンダーがいることも伝えています。
スマートウォッチ用は約30万個のマイクロLEDを搭載
同氏によれば、300 x 300ピクセルのスマートウォッチ用マイクロLEDディスプレイには約30万個の超小型LEDチップが搭載されるとのことです。AppleInsiderは、「Apple WatchへのマイクロLEDディスプレイ搭載には、一層の薄型化の実現、消費電力の低減というメリットがある」と記しています。
LED専門メディアであるLEDinsideも、Apple製品においてマイクロLEDディスプレイを搭載する最初の製品はApple Watchになるだろうと予想しています。
Source:DigiTimes via AppleInsider
Photo:EverythingApplePro/YouTube
(FT729)