【iOS14】電波の強さを数値化できる「フィールドテストモード」も進化
iOS14では、電波の状態を数値化して確認できるフィールドテストモードが、情報が見やすく変更されることが分かりました。
以前はマニアックな人気があったフィールドテストモード
フィールドテストモードは、iPhoneと携帯電話ネットワークの通信状態を数値化して詳しく確認できるモードです。電話アプリで「*3001#12345#*」とダイヤルすると、電話を発信せずにフィールドテストモードになります。
iOS10までは、電波の強さを示すアイコンを数値化できるとして、iPhoneユーザーの一部からマニアックな人気を博しましたが、iOS11からは設定が変更され、アイコンのみの表示に変更されています。
情報が見やすく、使いやすく
iOS14のフィールドテストモードは、iOS13までと比べてデザインが変更され、詳細な情報を確認できるようになっている、と米メディアMacRumorsが報じています。
特別な新機能が追加されているわけではありませんが、項目が整理され、情報が見やすくなっています。
なお、フィールドテストモードは、通信技術者や携帯電話会社の関係者による使用を想定したモードで、一般のユーザーが日常的に使うことは想定されていません。
iOS13のフィールドテストモードをチェックしてみよう
iOS13でも、フィールドテストモードで「LTE」>「Serving Cell Meas.」を表示すると、LTE通信の信号の強さをチェックすることができます。
「rsrp0」と「”rspr1」の項目が、デシベルミリワット単位で表現された信号の強さで、-50から-130の間で表示されます。
数字は-50に近い方が通信状態が良く、-100前後になると通信速度が遅くなるなどの影響が出ます。
Source:MacRumors
(hato)