長野県と岐阜県の全域でも「00000JAPAN」開放、令和2年7月豪雨に対応

    00000JAPAN

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    令和2年7月豪雨を受けて、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」による無料の公衆無線LANサービスが、7月10日正午から長野県、岐阜県でも利用可能となっています。

    九州4県に続き長野と岐阜も対象に

    災害用統一SSID「00000JAPAN」は、災害発生時に提供される公衆無線LANサービスで、通常はキャリアが契約者向けに提供しているWi-Fiを、契約の有無に関係なく利用可能となります。
     
    各地で携帯電話の通信障害などをもたらしている令和2年7月豪雨に対応して、7月9日から熊本県、大分県、鹿児島県、福岡県で開放されていますが、7月10日正午から長野県と岐阜県の全域が開放地域に加わりました。
     
    Wi-Fiの接続先一覧から「00000JAPAN」を選択すると接続可能です。

    セキュリティ面では注意が必要

    「00000JAPAN」は、災害発生時の情報収集や安否確認目的の利用を想定し、誰でも簡単に使えることを優先して提供されています。
     
    その性質上、通信の暗号化などのセキュリティ対策は行われていないため、ID・パスワードや個人情報の入力、金融系サービスの利用などにあたっては、HTTPSやVPNの利用が推奨されています。
     
     
    Source:一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会
    (hato)

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