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2020年7月2日 02時01分

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Apple、ウィル・スミス主演映画「Emancipation」の配給権を獲得

ウィル・スミス Wikipedia


 
Appleが、ウィル・スミス主演映画の世界配給権を獲得した、とDeadlineが報じています。Appleが獲得に投じた金額は1億2,000万ドル(約130億円)以上で、史上最大規模と伝えられています。作品は、映画館上映の後にApple TV+で配信される見込みです。

脱走した奴隷をウィル・スミスが演じる

Appleが世界配給権を獲得した作品は、実話に基づくアクション・スリラー映画「Emancipation(解放)」で、主演はウィル・スミス、監督は「トレーニングデイ」などの代表作があるアントワーン・フークアがつとめます。
 
「Emancipation」の舞台は奴隷制度の残っていた1800年代のアメリカで、ウィル・スミスは奴隷として働かされていたルイジアナ州の農場から脱走して北部に向かい、南北戦争の北軍に加わったピーターを演じます。
 
北軍の兵士として採用される際の健康診断で裸になったピーターの背中には、農場で痛めつけられた鞭打ちの傷が無数に刻まれていました。
 
The Scourged Back
 
その姿の写真は「The Scourged Back(鞭打たれた背中)」と呼ばれ、奴隷制度の残酷さの証拠として世界に広まり、奴隷解放のきっかけになったと言われています。

黒人男性暴行死事件との奇妙な相似

Deadlineは、1年〜2年前から制作されていた「Emancipation」が、白人警察官による黒人男性への暴行死を撮影した動画が世界的に注目を集めた事件と奇妙な相似がみられる、と指摘しています。
 
アントワーン・フークア監督は「過去を修正することはできないが、過去の人々のことを思い出すことはできるし、そうしなくてはならない」「私たちが、未来に向かう前に、真実に向き合う時だ」とコメントしています。
 
配給権獲得に関するAppleによるコメントは報じられていませんが、「人種公道正義イニシアティブ」を立ち上げるなど、人種問題に積極的に取り組むAppleが、作品の持つメッセージ性に対して投資した可能性もあります。

映画館で公開後、Apple TV+で配信へ

「Emancipation」の配給権獲得には、Appleを含む7社が名乗りを挙げましたが、最後はAppleが映画配給大手のWarner Brothersを上回る金額を提示し、権利を獲得しました。
 
具体的な金額は公開されていませんが、Appleは配給権獲得に1億500万ドル(約113億円)を支払っており、取引総額は1億2,000万ドル(約130億円)を超え、史上最大規模とみられています。
 
「Emancipation」は、2021年に撮影開始予定で、映画館で先行公開の後にApple TV+で配信されるとみられます。

トム・ハンクス主演映画をApple TV+でプレミア公開

Appleは、Apple TV+のコンテンツ充実に力を注いでおり、5月にはトム・ハンクス主演映画「Greyhound」の権利を獲得しています。
 
同作品は、当初は映画館での上映が予定されていたものの、新型コロナウイルスの影響でApple TV+でのプレミア公開となり、7月10日に配信開始予定です
 
 
Source:Deadline via 9to5Mac
Photo:Gage Skidmore/Wikipedia, Deadline
(hato)

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