Apple株価、340ドル超え史上最高値を更新〜コロナ時の大幅下落から一転

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    Appleの株価は9日(現地時間)、終値ベースで343.99ドル(約36,930円)を付け、史上最高値を記録しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で急落したぶんを大きく超えて上昇を続けています。

    ARMプロセッサへの移行を好感

    新型コロナウイルスの問題が米国で一段落ついたことを受け、IT関連面柄が多くを占める米国のナスダック株価指数は連日のように上昇を続けています。
     
    こうしたムードを背景に、ナスダックの“顔”であるAppleの株価は9日、前日比3.16%増の343.99ドルで取引を終えました。翌日の執筆時点(10日22時すぎ)でも前日比でプラス圏内をキープしており、しばらくこの勢いが収まることはなさそうです。時価総額は約1兆4,900億ドル(約160兆円)に上ります。
     
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    値を大幅に上げた理由としては、ARMべースのMacシリーズを2021年から随時市場に投入していくとの観測が好感されたためだとされています。現在のMacにはIntelのプロセッサが搭載されています。Appleによる正式発表は、6月22日から開催されるWWDC 2020で行われる見通しです。

    コロナの急落も何のその

    株価市場が新型コロナウイルスでパニックとなり、3月23日にAppleの株価は224ドル(約24,040円)まで値を落としていました。その1週間前にはあまりの急落ぶりに、市場全体が一時的に取引停止となったほどです(サーキットブレーカー)。そこからわずか1カ月半で、同社の株価は約1.5倍上昇した計算になります。
     
    JP Morganのアナリスト、サミック・チャタジー氏は先月末、Appleの2020年12月における目標株価を従来の350ドル(約37,580円)から365ドル(約39,190円)へと引き上げましたが、この調子で行けばそう遠くない未来に目標を達成してしまいそうです。
     
     
    Source:MacRumors,Google(APPL)
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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