TSMC、2022年下半期に3nmのA16チップの量産を開始予定

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台湾TSMCは、2022年3ナノメートル(nm)チップの量産に向け順調に歩を進めていると報じられています。

iPhone12は5nmチップを採用か

今年秋の発売が見込まれているiPhone12シリーズには、5nmプロセスルール生産のチップが採用されるとみられています。
 
iPhone12に搭載予定のA14システム・オン・チップは、4月から量産が始まっているとされていますが、台湾メディアDigiTimesの報道によれば、iPhone12シリーズの製造は7月に開始されるとのことで、デバイスが発売に至るのは例年の9月より遅い10月になるとのことです。

3nmの量産時期に遅延

AppleサプライヤーのTSMCは、2022年のiPhoneモデルに搭載される見込みの3nmプロセスルール生産のA16チップの開発にすでに取り組んでいる、と伝えられています。A16チップは、2021年にリスク生産が開始され、2022年下半期に量産が始められる見通しであるとのことです。
 
4月中頃の報道では、3nmプロセスチップの量産開始時期は2022年上半期とされていましたが、今回の報道では同年下半期に量産開始に変わっており、予定が若干先送りにされた模様です。
 
 
Source:TSMC via AppleInsider
Photo:iphonedigital/Flickr
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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