2020年6月2日01:43公開 / 2020年6月2日10:28更新

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「iPhone12」シリーズの発売は10月〜DigiTimes報道

IPhone12 concept 4


 
2020年の「」シリーズ4モデルの発売は例年の9月より遅い10月になる、と台湾メディアDigiTimesが報じています。

4モデルが用意される「iPhone12」シリーズ

iPhone12」シリーズは、5.4インチと6.1インチのスタンダード、6.1インチと6.7インチのハイエンドの合計4モデルが発売され、全モデルが有機EL(OLED)ディスプレイを搭載すると予測されています。
 
DigiTimesは、これら4モデルの発売は例年より遅い10月になる、と業界関係者から得た情報として報じています。
 
「iPhone12」の発売時期については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、Appleの技術者が中国などのサプライヤーに出向くことができないため、「iPhone12」シリーズの開発・試作プロセスに影響が出ており、発売時期が遅れると報じられていました。
 
「iPhone12」用ディスプレイのサプライヤーとしては、スタンダードの6.1インチモデルをLG DisplayとBOEが担当し、残り3モデルをSamsungが担当するとの情報も伝えられています。

1モデルだけ早めに量産開始する2つの理由

DigiTimesは、スタンダードの6.1インチモデルは7月〜8月に量産開始されるが、このスケジュールは残りの3モデルよりも早い、と報じ、2つの理由を挙げています。
 
1つめの理由は、LGのOLED供給能力に品質と数量の両面で不確定要素があるためです。2019年には、LGがiPhone向けに用意したOLED製造設備に不具合が発見されたとも報じられています。
 
2つめは、Samsungが供給する3モデルのOLEDパネルは、従来のタッチセンサーをOLEDパネルに取り付ける方式ではなく、OLEDパネルに組み込む新方式を採用することで、製造工程が簡略化できるため、とされています。
 
 
Source:DigiTimes via 9to5Mac
Photo:svetapple.sk
(hato)

著者情報

iPhone Mania編集部

iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!

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