トップページ > 最新情報 > iOS13.5で導入の新型コロナ接触確認機能に対する不安、Appleが回答
2020年5月28日 01時59分

読了まで 242

iOS13.5で導入の新型コロナ接触確認機能に対する不安、Appleが回答

Apple Google


 
AppleとGoogleが共同開発した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の接触記録機能について、SNSには「勝手に個人情報を収集される」といった書き込みが散見されます。Reutersが、Appleに事実確認を行なった結果をまとめています。

日本では6月中旬に公開予定の接触確認アプリ

iPhoneでは先日公開されたiOS13.5で対応した、「COVID-19接触のログ記録」APIは、感染拡大防止のために接触記録が重要という専門家の知見を踏まえて、AppleとGoogleがユーザーのプライバシーを尊重して共同開発しています。
 
iOS13.5 COVID19接触のログ記録
 
同APIは、アメリカの複数の州、日本を含む22の国が導入を決定し、接触確認アプリの開発を進めています。スイスではアプリのテストが開始されているほか、ラトビアでも近々利用可能になる予定です。
 
日本の安倍首相は先日の記者会見で、6月中旬に公開予定の同アプリは、個人情報を全く収集せず、人口の6割に普及すれば2度目の緊急事態宣言を回避するのに大きな効果があるので、多くの人に利用してほしい、と呼びかけました。

SNSには「位置情報が筒抜けになる」などの間違った書き込み

しかし、FacebookやTwitterなどのSNSには「iOS13.5にアップデートすると位置情報が筒抜けになる」「自分が感染した場合、自分の意思に反して周囲の人に通知される」といった誤解に基づいた書き込みが散見されます。
 
Reutersは、Appleの広報担当者に確認を求め、ファクトチェック(事実確認)した結果をまとめています。

ユーザーの位置情報は取得しない

Appleの広報担当者は、Reutersに対して、iOS13.5で追加された「COVID-19接触のログ記録」機能は、政府機関、Apple、Googleのいずれもユーザーを追跡することはなく、また、各国の公衆衛生当局が公開するアプリをインストールしない限り、機能が有効になることはないと説明しています。
 
各国政府機関のなかには、AppleとGoogleの公開するAPIが、ユーザーのGPS情報収集や個人情報入力要求を禁止していることに反発し、独自開発を進めている国もあります。
 
AppleとGoogleのAPIは、ユーザー間の距離測定にはGPSではなく、ランダムに生成されるBluetooth識別子を使用し、アプリが端末の位置情報サービスにアクセスすることを禁止している、と説明しています。

接触したことの報告はユーザーの意思による

AppleとGoogleは、接触確認アプリが収集する情報は必要最低限で、COVID-19感染拡大防止の目的のみに使われる、と説明しています。
 
1国あたり1機関のみの公衆衛生当局が提供するアプリをインストールし、接触確認の通知を許可しても、感染が確認された際に報告するかどうかはユーザーが選択することができます。
 
SNS上には、「iOS13.5にアップデートすると、自分の感染が確認された場合、接触した人に勝手に通知される」といった書き込みがありますが、これらは誤解です。
 
AppleとGoogleは、アプリをインストールしても、ユーザーは接触確認の通知はいつでもオフにできるのに加えて、必要がなくなったときにAppleとGoogleは同機能を無効にする、と述べています。

 
 
Source:Reuters
(hato)

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる