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2020年5月25日 01時10分

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日米の中古スマホ市場比較〜日本の中古シェアは6.1%、中古への期待度で日米に差

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MMD研究所は、オークネット総合研究所と共同で実施した「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」の結果を発表しました。日米のスマホユーザーの中古スマホに対する考えの違いがみられます。

iPhone利用率は日本46.7%、アメリカ40.7%

「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」は、日本在住の15歳〜69歳の男女(1,013人)とアメリカ在住の15歳〜69歳の男女(1,119人)を対象に、2020年3月19日~3月20日の期間、インターネットで実施されました。
 
メインで利用している携帯電話端末としてのスマートフォン利用率は、日本87.4%、アメリカ94.9%で、アメリカが7.5ポイント高くなっています。
 
iPhoneの利用率は、日本46.7%、アメリカ40.7%で、日本が6.0ポイント高い結果となりました。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

整備済品の利用率で日米に差

現在利用している端末の購入状況は、「新品端末」が日本91.0%、アメリカ79.9%で共にトップでした。中古端末(「修理・整備された中古端末」を含む)は、日本6.1%、アメリカ10.4%でした。
 
アメリカでは「修理・整備された中古端末」が5.0%で、日本の1.1%よりも高くなっています。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 
ちなみに、アメリカではAppleが整備済製品としてiPhoneを販売しています。一方、日本ではMacやiPadは販売されているものの、iPhoneは販売されていません。
 
日本の中古端末割合は、2016年4月の1.8%から徐々に増え続けており、2016年4月と比較すると4.3ポイントの増加となっています。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

使用済み端末、日米とも「自宅保管」が最多

日本のスマホユーザーに、以前所有していた端末の処分方法を聞いたところ、「自宅保管」が60.0%で最多、以下「キャリア下取り」20.7%、「中古買取店へ売却」5.6%となりました。
 
2019年4月の前回調査と比較して、「キャリア下取り」が1.6ポイント増、「廃棄業者で処分」が1.0ポイントの増加となっています。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 
アメリカのユーザーも「自宅保管」が最多で47.7%でした。日米で比較すると、アメリカのユーザーは「家族・友人に譲った」が11.6%で、日本より9.6ポイント多いのが目立ちます。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

売却理由、日本は「得られる金額」米国は「安心感」が高い

以前利用した端末を売却した日米の回答者に、「処分した際に得られる金額が高いから」「処分が簡単だから」「きちんとデータが消去されて安心だと思ったから」の3つの理由について、あてはまるかを5段階で尋ねた結果が以下のグラフです。
 
「あてはまる」「ややあてはまる」の計は、「得られる金額が高いから」は日本58.7%、アメリカ41.3%と日本が高く、「処分が簡単だから」は日本75.5%、アメリカ71.7%で日本がやや高く、「データが消去されて安心だと思ったから」は日本63.6%、アメリカ77.2%とアメリカで高い結果となりました。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

中古端末への期待度、日米で傾向に違い

中古端末に期待することは、日本では「しっかり動作確認されている」が30.4%でトップ、以下「きれいにクリーニングされている」24.9%、「バッテリーの消耗具合がわかる」21.6%などとなりました。
 
アメリカでは、「購入後すぐ使える」が40.4%でトップで、以下「きれいにクリーニングされている」36.5%、「修理・修繕されている」29.2%と、日米で傾向に違いが見られます。
 
また、「中古端末に期待することはない」は日本25.9%、アメリカ6.3%と、19.6ポイントの差があり、日米で中古端末に対する期待度に違いがあることがうかがえます。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

中古端末購入理由は「安さ」と「SIMフリー」

中古端末を購入した日本の回答者にその理由を尋ねたところ、「新品より価格が安いから」が33.3%と最多で、次いで「SIMフリー端末が欲しかったから」が13.3%で続きました。2019年の調査と比較して、「SIMフリー端末が欲しかった」が8.2ポイント増加しています。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 
アメリカのユーザーでは、「新品より価格が安いから」が27.2%で最多、次いで「SIMフリー端末が欲しかったから」が14.0%でした。
 
上位2回答の並びは日米ほぼ同じですが、アメリカでは「格安SIMでキャリアの最新端末を使いたいから」が11.4%で、日本の3.3%よりも7.1ポイント高くなっています。
 
MMD研究所「2020年日本とアメリカにおけるスマートフォン中古端末市場調査」
 

専門家「中古端末流通、今後さらに活性化」

調査結果について、モバイル研究家の木暮祐一氏は、「分離プラン」義務化の影響で端末の販売価格が上がったのに伴い中古買取価格も上昇すると見込まれることや、業界団体のリユースモバイル・ジャパンによるガイドライン制定などもあり安心して買取に出せて購入できる環境が整ってきていることから、今後、日本における中古端末の流通はさらに活性化していくだろう、とコメントしています。
 
 
Source:MMD研究所
(hato)

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