iPhoneの系譜 iPhoneの誕生〜iPhone6sを画像で振り返る

Apple ExplainedがYouTubeで公開している動画、iPhoneの歴史(History of the iPhone)にて、初代iPhoneからiPhone6sシリーズまでの歴史を振り返りました。
各iPhoneのスペックを画像で確認
Apple ExplainedがYouTubeで公開している動画、iPhoneの歴史(History of the iPhone)では、それぞれのiPhoneの特徴やスペックが、美しい画像と共に動画形式で紹介されています。
iPhone(初代)
iPhone(初代)は2007年に米国で発売されました。通信方針が異なるため、日本では発売されませんでしたが、コレクションアイテムとして、米eBayで落札購入されている方もいるようです。
iPhone3G
iPhone3Gは3G通信方式にも対応したことで、日本でも2008年に発売されました。当初は情報通(自称?)な方ほどソフトウェアキーボードなどに疑問を持ち、そうした方々からは、「日本では普及しないだろう」との意見が聞かれました。
iPhone3GS
iPhone3GSは2009年に発売されました。日本でも、このモデルから急速に普及し始めました。
iPhone4
iPhone4はRetinaディスプレイを搭載したことで話題となり、それまではスマホやガジェットに興味のなかったユーザーからも人気を集め始めたモデルです。ホワイトの本体カラーの発売が遅れ、「発売されないまま新型に切り替わるのではないか」とも噂されました(ホワイトモデルは約10カ月遅れで発売されました)。
iPhone4S
iPhone4Sは2011年に発売されました。このモデルから、ソフトバンクに加え、auも取り扱いを開始しました。「Siri」を初搭載したのもこのモデルです。
iPhone5
2012年に発売となったiPhone5では、30ピンDockコネクタがLightening端子に変更されました。同モデルの系譜は、片手での操作がしやすいコンパクトデザインで、現在も高く評価されています。
iPhone5s
iPhone5sは2013年に、指紋認証であるTouch IDをホームボタンに搭載したモデルとして発売されました。Touch IDの搭載によってロック解除が容易になり、使い勝手が向上しました。取扱いキャリアにNTTドコモが加わったのも、このモデルです。
iPhone5c
iPhone5cは明るくポップなカラーリングを採用した廉価なモデルとして2013年に発売されました。当初はiPhone5sよりも5cが人気モデルとなるだろうと予想されましたが、実際はiPhone5sに人気が集まりました。ビックカメラでは今でも、新品のiPhone5c用純正カバーが販売されています。
iPhone6
2014年発売のiPhone6では、筐体デザインが大幅に変わり、画面サイズも4.7インチに拡大しました。
iPhone6 Plus
iPhone6 Plusは、5.5インチディスプレイを搭載した初めての「Plus」モデルとして、iPhone6と同時に発売されています。
iPhone6s
iPhone6sは本体カラーに、ローズゴールドを追加して2015年に発売されました。「3D Touch」に初めて対応したのもこのモデルです。
iPhone6s Plus
iPhone6s Plusは2代目のPlusモデルとして、2015年に発売されました。大きなディスプレイを活かした横画面表示時の最適化が行われました。
iPhone誕生と影響
iPhoneの誕生とともに、PDAの系譜を受け継いでいたそれまでのハードウェアキーボード搭載スマートフォン市場は大きな影響を受けました。Palm TreoはTreo700、750と高い人気を集め、Treo Proまでは奮闘しましたが、iPhoneの普及とともにTreoシリーズは徐々に姿を消しました。
次回はiPhone SE(初代)以降のモデルを振り返ってみます。動画はこちらからご確認下さい。
Source:Apple Explained/YouTube
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