TOFセンサー搭載はiPhone12 Proシリーズのみか〜下位モデルと差別化

iPhone12 Concept Creator LetsGoDigital

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先日流出したiOS14のソースコードが解析された結果、2020年秋に登場予定のiPhone12(仮称)シリーズのうち、Time of Flight(TOF)センサーを搭載するのは、上位機種2モデルのみである可能性が浮上しました。

次世代技術として注目高いTOFセンサー

次期iOSのiOS14は、6月開催の第31回世界開発者会議(WWDC 2020)で正式発表される見込みです。ところが、なぜか開発中のiOS14のソースコードが流出し、これまで多くの情報が明らかになってきました。
 
そうした中、次期iPad Proに続き、iPhone12 Pro/Pro Maxに相当する上位機種にTOFセンサー搭載を示唆する記述がソースコードから新たに確認されました。
 
TOFセンサーとは、光が反射する時間(光の飛行時間)を測定して3D情報を計測する次世代技術で、拡張現実/仮想現実(AR/VR)、ポートレート撮影などでの活用が期待されています。
 
tof 3dセンサー 違い
 
現行のTrueDepthで活用されているストラクチャードライト(赤外線を格子状にしたものをユーザーの顔に投影し、格子の歪みから形状を立体的に捉える、構造化ライトとも)方式は、iPhoneと対象との距離が限られている(25cm〜50cm)一方、TOFセンサーは数m以上の範囲をカバーしているのが特徴です。

上位モデルはクアッドカメラに6,400万画素?

AppleはiPhone11シリーズで、“Pro”モデル(iPhone11 Pro/Pro Max)はトリプルカメラ(広角+超広角+望遠)、通常版(iPhone11)はデュアルカメラ(広角+超広角)と、カメラ性能にはっきり線を引いています。
 
iPhone12シリーズでも引き続きこの戦略が続けられると考えられており、TOFセンサーの有無以外にも、iPhone12 Pro/Pro Maxはクアッドカメラ搭載、メインカメラの画素数が6,400万画素になるのではないか、と期待する見方もあります。
 
 
Source:AppleInsider,TECHTHELEAD
Photo:LETSGODIGITAL
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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