映画「ジョン・ウィック」の監督がiPhone11 Proを使って動画を撮影

Appleが新たに「iPhoneで撮影(Shot on iPhone)」シリーズの動画を公開しました。2019年秋に登場した、iPhone11 Proで撮影されています。
スマホだとは信じがたい映像美
観れば分かりますが、今回の「Snowbrawl(”Snowball:雪玉”と”Brawl:乱闘”からなる造語)」は、よくあるプロモーション動画ではありません。
撮影を手掛けたのは、映画「ジョン・ウィック」シリーズや「アトミック・ブロンド」「デッドプール2」などのアクション作品を手掛けてきた、デヴィッド・リーチ監督です。
上級生と思わしき集団と主人公たちが、真剣な眼差しで雪合戦を繰り広げます。
今までにもiPhoneで撮った短編や映画は存在しましたが、今振り返ってみると、やはり「スマートフォンにしては綺麗に撮れている」といった枠内に留まっていたように思われます。ところが今回のSnowbrawlについて言えば、iPhoneで撮ったと言われない限り、誰もスマートフォンで撮影したものだとは気づかないのではないでしょうか。
過去にはHuaweiがスマートフォンと偽って一眼レフで撮影していた不祥事が何度もあっただけに、本当にiPhone11 Proで撮影したのかと疑いの目を向ける消費者もいるかも知れません。
そんな用心深い消費者のために、Appleはメイキング映像も公開しています。
使われているのは、意外にもそこまで大掛かりな装置ではありません。リーチ監督も「大きな機材は要らない」とコメントしています。メイキング映像でも、センスさえあれば同じだけのものが撮れそうだと思わせてくれるところが、Appleの素晴らしさですね。
Source:YouTube-Apple
(kihachi)