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2019年11月26日 20時56分

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iTunesで個人情報をAppleが悪用したとする訴訟、米地裁が棄却

apple storeフリー素材
 
iTunesやApple MusicのユーザーデータをAppleが不当に利用して利益を得ていたとする集団訴訟について、カリフォルニア州立北部地方裁判所は訴えを棄却しました。

個人情報が勝手にやり取りされていた

顧客情報の売却や譲渡に関する取り決めを記したロードアイランド州及びミシガン州の法律に、Appleが反しているとして3名が5月に訴訟を起こしました。
 
申し立てによると、Appleはアプリのデベロッパーやデータ販売業者などに対し、ユーザーのライブラリや視聴履歴の“メタデータ”、個人情報と紐付けられたユーザーの“トークン”にアクセスできるようにしていたそうです。また、iTunes上で特定の楽曲を持っていない他のユーザーに対し、その楽曲をギフト(贈り物)として送るようサジェストする機能も訴えでは問題視されました。この主張によれば、この機能では楽曲を送るユーザーの氏名や視聴履歴が明らかになったそうです。
 
訴訟を起こした3名は、Appleに対して総額500万ドル(約5億4,000万円)を超える賠償金を要求していました。

Appleが抱える訴訟は他にもある

しかしカリフォルニア州立北部地方裁判所は、Appleが違法に個人情報を売却していたとする証拠はなく、iTunesの該当機能で個人情報が明らかになることもないとし、原告の訴えを棄却しました。
 
特に問題となったiTunesの機能については、(楽曲を送る際に表示される)メールアイコンには名前やアドレスなどが記載されているわけではなく、単なる封筒のイラストが画面上に出てくるだけで、個人を特定できるものが表示されているとは認められない旨が明らかにされました。
 
今回の訴訟は控えめに言ってお粗末な内容であり、Appleにとって災難でしたが、同社が抱える集団訴訟は他にもあります。最近だけでも、AppleCareで整備済製品を提供していることや、バッテリーの劣化したiPhoneの性能を故意に落としていたことを問題視する訴訟が起きています。
 
 
Source:AppleInsider(1)(2)
(kihachi)

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