Microsoft、AirPodsのライバルとなるはずだったイヤホンの発売を延期
Microsoftは、2019年のホリデーシーズンに向けて完全ワイヤレスイヤホンSurface Earbudsを発売する予定でしたが、販売開始を2020年春まで遅らせることが明らかになりました。
最高の体験を提供するため発売時期を延期
MicrosoftのSurface Eardbudsは、今年のホリデーシーズンにAirPods Proに対抗するワイヤレスイヤホンとなるはずでしたが、発売が延期されました。
Microsoftの最高製品責任者(CPO)のパノス・パネイ氏は、Twitterでイヤホンの発売遅延理由を以下のように説明しています。
製品を作ることとは、すべての細部が正しいものであるよう執拗に追い求めることで、時間がかかるものだ…時々予想以上の時間を要することもある。最高の体験を贔屓にしてくれる方々やお客様に提供するためにも、Surface Earbudsは2020年春に世界中で発売されることになった。
Product-making is about the relentless pursuit to get all the details right, which takes time…sometimes more than we planned on. To ensure we deliver the best possible experience for you, our fans & customers, Surface Earbuds will now launch worldwide in Spring 2020 #Surface
— Panos Panay (@panos_panay) November 21, 2019
Surface Earbudsのスペックとは?
MicrosoftのSurface EarbudsはAirPods Proと同じ249ドル(約27,000円)で販売される見込みで、1回の充電でバッテリーは8時間持続します。
イヤホンの挿入部は、一般的なものと見た目が同じですが、外側は円盤のようなデザインとなっており、一見ピアスのようにも見えます。
Surface Earbudsのデザインを批判する声も上がっていますが、当初AirPodsの見た目が散々非難され、次第に定着していった過程を考慮すると、心配するには及ばないのではないでしょうか。
イヤホンはタッチ感応となっており、ユーザーはスワイプで音量を変更したり、曲をスキップしたりすることができます。また、翻訳機能を搭載しており、60言語に対応しています。
Surface EarbudsにはMicrosoftのデジタルアシスタントCortanaが内蔵されています。パッケージには3サイズのイヤーチップが同梱される見込みで、フィッティングの調整が可能となっています。
Source:CNN Business
Photo:Microsoft
(lexi)