iPadOSにさらに近づいた「次期macOS」のコンセプト動画が公開

macOS 11

macOS 11
macOSとiOS/iPadOSは、将来的には今よりもさらに共通する部分が増えると予想されています。デザイナーのケイマー・アブダン氏が、今よりもさらにiPadOSに似たデザインの次期macOS「macOS 11」(仮称:macOS Ventura)のコンセプト動画を公開しています。

新しい「ドラッグ&ドロップ」

アブダン氏のコンセプトでは、まずFinderのデザインが変更されています。そしてiPadからヒントを得た、新しい「ドラッグ&ドロップ」が特徴的です。同氏の考えた新ドラッグ&ドロップでは、バックグラウンドで開いている別のアプリへと、簡単にドキュメントをコピーすることが可能です。
 
macOS 11

ウィジェットがデスクトップに追加可能に

またiPadOSのように、カレンダーや天気などのウィジェットを、macOSのデスクトップに追加できるようになっています。
 
macOS 11
 
そして新しい「システム環境設定」アプリのデザインは、iPadOSの「設定」アプリとよく似ています(トップ画像)。
 
そのほか、ダークモードをさらにダークに、再設計したMission Control、Face ID対応など、いくつもアイディアが盛り込まれているので、関心のある方はぜひ動画をご覧ください。
 

Mac Catalyst でiPad用アプリをMacへ移植

今回ご紹介したのはあくまでコンセプトであり、実際にmacOSとiPadOSがここまで似通ったものになるかどうかはわかりませんが、AppleはMac Catalystにより、既存のiPad用アプリをベースにして、ネイティブのMac用アプリが簡単に開発できるようにしました。つまり少なくともアプリについては、iPadとMacで共通するものが確実に増えています。

 
 
Source:YouTube/Avdan via 9to5Mac
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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