XiaomiのCEO、新スマホの夜景モードをiPhone11 Pro Maxと比較
Xiaomiの創業者にして最高経営責任者(CEO)のレイ・ジュン氏が、同社のMi CC9 Pro(中国版:グローバル版の名称は「Mi Note 10」)をiPhone11 Pro Maxと比較し、夜景モードの性能をアピールしたことが話題となっています。
iPhone11 Pro Maxと比較して称賛
Xiaomiが11月にリリースしたMi CC9 Proは、チップこそQualcommのSnapdragon 730Gとミッドレンジ向けのスマートフォン向け仕様ですが、世界初の1億800万画素カメラを採用しています。
背面には1億800万画素を誇るメインカメラのほか、2,000万画素の超広角カメラ、1,200万画素と500万画素(最大800万画素)の望遠カメラ、200万画素のマクロカメラと、計5つのカメラが搭載されています。
そんな高性能カメラとあっては、レイ・ジュンCEOが自慢したくなるのも無理はありません。同氏は中国SNSの微博で「(iPhone11 Pro Maxと比べて)全体的に色の明るさが優しくなり、ネオンサインの文字がはっきりと読め、色彩の再現もよりリアルに近い」とMi CC9 Proの夜景モードを称賛しています。
専門サイトも性能にお墨付き
CC9 Proのカメラ性能を評価しているのは、レイ・ジュンCEOだけではありません。
権威あるカメラ情報専門サイトのDxOmarkが算出したスコアでは、Mi CC9 Proの夜景スコアは56点と、iPhone11 Pro Maxの53点をわずかに上回っています。総合スコアではCC9 Proが121点なのに対し、iPhone11 Pro Maxは117点です(グラフ上がiPhone11 Pro Max、下がMi CC9 Proのスコア)。
日本市場の参入が待たれる
カメラに限って言えば、iPhone11 Pro Maxを凌駕するほどの性能を有しながら、Mi CC9 Proの価格は2,799元(約43,380円)に抑えられています。
世界スマートフォン市場のシェアでもXiaomiは4位(9.0%)につけており、3位のApple(10.5%)に肉薄しています。HuaweiやOppoに続いて日本市場に参入するとの噂もあるだけに、今後も動向に要注目と言えるでしょう。
Source:微博-雷軍 via 下客邦,DxOMark(1)(2)
(kihachi)