「カメラ使用中です」英ライターがiOSの新機能を提案


 
米メディア9to5Macのライターで英国在住のベン・ラブジョイ氏が、iOSに追加すべき新しい機能を提案しています。実現すれば、プライバシー保護の観点からもユーザーに安心感を与えるものとなりそうです。
 

使用中のアプリでは判別できない

ラブジョイ氏が提案しているのは、iOSにおいて、アプリがカメラを使っていることを分かりやすく示す機能です。iOSのFacebookアプリが、ユーザーの知らぬ間にバックグラウンドでiPhoneのカメラにアクセスしている可能性があることが報じられたばかりですが、現状のiOSには、現在使用中のアプリがカメラにアクセスしているのかどうかを一見して判別できる機能は搭載されていません。
 
同じAppleの製品でも、Macではカメラを使用している時には常に緑色のLEDが点灯するため一目瞭然で、iOSとは対照的です。 

使用中でもバックグラウンドでも

既にiOSには、バックグラウンドで録画機能を使用している際には画面上部のバナーやステータスバーが赤くなるという機能が搭載されています。
 
そこでラブジョイ氏はシンプルな解決策として、そのアプリが現在使用中であってもバックグラウンドで動作している場合であっても、カメラにアクセスしている時にはバナーやステータスバーを赤くすることを提案しています。
 
今回のFacebookアプリの件はバグと見られていますが、悪用される可能性をはらんでいることも事実です。
 
プライバシー重視を掲げるAppleとしても、今回の新機能提案について一考の余地がありそうです。
 
 
Source:9to5Mac
(誠)

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