iPhone11が好調〜AppleはiPhone11 Pro Maxの生産台数を削減か
AppleはiPhone11の売れ行きが好調なことを受け、iPhone11 Pro Maxの生産台数を200万台削減する、とアナリストが予測しています。
全体的な部品の注文数は変わらず
今年新たに発売されたiPhoneモデルの中で、最も廉価なiPhone11の売れ行きは好調とされており、すでに9月の販売開始から1,200万台売れている、とRosenblatt Securitiesのアナリスト、ジュン・チャン氏は述べています。
この数字は、昨年のiPhone XRと比べて15%増となります。チャン氏は、iPhone11は160万台増産されると見ています。
好調なiPhone11とは裏腹に、iPhone11 ProとiPhone11 Pro Maxの売上台数はiPhone XS、iPhone XS Maxと比べて15%少ないとチャン氏は見積もっています。
iPhone11 Pro Maxの生産台数は、需要が弱いため200万台削減されるとチャン氏は予測していますが、全体的な部品の注文数に変化はないようです。
iPhone11シリーズは発売当初、品薄状態となっていましたが、これはチャン氏いわく、部品が不足していたわけではなく、生産能力の欠如によるものとのことです。
2020年上半期のiPhone生産台数は減少か
チャン氏は、2020年第1四半期と第2四半期のiPhone生産台数は、対前年同期比で減少すると見ています。
2020年上半期にiPhone SE 2が発売されると噂されていますが、チャン氏によれば同機の生産台数は四半期ごとに300万台ほどにとどまるとのことです。
iPhone SE 2の筐体は、iPhone8と似たものになり、販売価格は399ドル(約43,320円)からになると推測されています。
Source:AppleInsider
(lexi)