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ドイツ政府は次世代通信規格5G通信網の構築に関する新たな規則をまとめ、中国Huaweiを締め出さないとの方針を明らかにしました。米国の意向に逆らう形となります。
ドイツ政府関係者はベルリンで行われた記者会見において、今回まとめた5G通信網に関するセキュリティ規則について説明し、入札する企業間の公平な競争のため、特定の機器メーカーの参入を禁じることはないと述べました。
米国は同盟国に対し、安全保障上の理由から、5G通信網構築においてHuaweiを締め出すよう呼びかけてきました。オーストラリアはHuaweiおよび同じく中国通信企業であるZTEを5G通信網から排除すると発表、また今年2月の時点では、欧州委員会(EC)も5G通信網からのHuawei排除を検討していると報じられています。
しかし今回の発表により、少なくともドイツでは、Huaweiの通信機器が5G通信網に採用される可能性があることが判明しました。
Huaweiは世界の通信機器市場において28%のシェアを持つとされ、同社製機器の採用禁止は5Gへの移行の大幅な遅れにつながるといわれています。
なおHuaweiは今年6月6日の時点で、国名は明かさなかったものの、5G通信網構築において世界30カ国と技術提供契約を結んでいると述べています。
Source:Reuters
(lunatic)
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