Apple、インドでiPhone XRの生産を開始
iPhoneの組み立てを担うFoxconnが、インドでiPhone XRの生産を開始した、と報じられています。Foxconnは、インドでのiPhone11シリーズの生産も視野に入れていることがわかっています。
今後はiPhone11シリーズの生産も視野に
インド・チェンナイ近郊のFoxconn工場で、iPhone XRの生産が始まった、と地元メディアETTelecomが伝えています。今年4月にFoxconn会長のテリー・ゴウ氏がiPhoneのインドでの量産が今年中に始まることを公式に認めましたが、半年を経てようやく生産体制が整ったようです。
今年上半期の時点では、どのiPhoneモデルがインドで生産されるかは明らかにされておらず、8月からインド製のiPhone XRとiPhone XSが発売されるとの報道も過去にありました。
ETTelecomによれば、高い技術が求められるiPhone XRの生産がうまくいっているため、Appleはインド国内でのiPhone11シリーズの生産も視野に入れているとのことです。
価格を下げる予定はなし
インド国内でデバイスが生産されることにより、これまでiPhoneにかけられていた20%の関税が免除となりますが、Appleには今のところ販売価格を下げる予定はないとされています。
Appleがデバイスの生産拠点をインドに移す理由の一つとして、中国労働市場が飽和状態にあることが挙げられています。インドの労働コストは、中国と比べて3分の1で済むため、近い将来、インドはスマホの一大生産拠点となっていくかもしれません。
Source:ETTelecom via AppleInsider
(lexi)