Apple、国際連合の気候行動賞を受賞〜環境への取り組みが評価


     
    Appleが、国際連合の主催する2019年世界気候行動賞を受賞しました。Appleの運営するオフィスや小売店、データセンターの電力を100%再生可能エネルギーでまかなうなど、環境への取り組みが高く評価されました。

    全部で15の画期的なプロジェクトが選出

    国際連合の世界気候行動賞は、世界中の画期的な気候変動への取り組みに対して贈られます。今年は15のプロジェクトが選出されました。
     
    選ばれたプロジェクトには、1億2,200万本の植樹に貢献したアプリや、クライメット・ポジティブなバーガーを開発したファーストフード・チェーンなどが挙げられます。

    Appleの温室効果ガス排出削減の試みが評価

    国際連合は、Appleの環境への取り組みを以下のようにまとめています。
     

    • 過去3年間にカーボンフットプリントを35%減少させた
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    • Appleは、43カ国にあるオフィス、小売店、データセンターに使用される電力を100%再生可能エネルギーでまかなっている
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    • Appleは、主要製品ラインの平均使用電力を70%減少させた
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    • Appleは、国際NGOのConservation Internationalとパートナーシップを組み、コロンビアで11,000ヘクタールのマングローブ林(プロジェクト存続期間中に100万トンの二酸化炭素を隔離可能)を保全、復元させた

     
    最近では、Appleは中国クリーンエネルギー基金で3カ所に風力発電施設を建設しており、ケニアのマサイ族が住む牧草地の復元事業にも取り組んでいます。
     
    Appleは、環境への取り組みに関して次のように公式Webサイトに記しています。
     

    いつの日か、地球から新しい素材を採掘することなく製品を作りたい。この大胆な目標を達成するために、Appleは素材をリサイクルし、再び私たちのデバイスで利用するための一段と効率の良い方法を生み出し続けています。化石燃料から再生可能エネルギーへの転換も行なっています。人と地球にとって安全な物質を使用することで、環境への影響を減らす取り組みもさらに進めています。とても大きな挑戦です。でも私たちは知っています。地球上で最も優れた製品を作りながら、出会った時よりも良い世界を未来へ渡すことはできると。

     
     
    Source:United Nations Climate Change via Apple
    Photo:Apple
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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