Apple、中国クリーンエネルギー基金で3カ所に風力発電施設を建設


     
    Appleは、2018年に3億ドル(当時約338億円)規模のクリーンエネルギー基金中国に創設しましたが、同基金によって3カ所に風力発電施設が建設されたことが明らかになりました。

    3施設で134メガワットの発電が可能

    Appleの中国クリーンエネルギー基金で中国に建てられた発電所のうち、2施設の建設を請け負ったのはConcord New Energy Groupです。湖南省永州市道県(どうけん)の丘に立つ発電所は、48メガワットの発電が可能とされています。Fenghua Energy Investmentが建設を担った残りの1施設は、湖北省との省境に建てられた38メガワット規模の発電所です。
     

     

     
    「プロジェクトが完成し、電力が調達されるのを目の当たりにできて感動している」と、Appleで環境・政策・社会イニシアチブ担当副社長を務めるリサ・ジャクソン氏はコメントしています。「基金に参加するサプライヤーたちが、エネルギー問題への革新的な解決策を支持し、温室効果ガスの排出を抑え、気候変動対策に取り組んでくれてうれしく思う」
     
    中国クリーンエネルギー基金に参加するAppleサプライヤーは、iPhoneの精密ガラスを供給するCorningなどを含む10社です。
     
    Appleいわく、16カ国に位置する44のAppleサプライヤーすべてが再生可能エネルギーを100%使用しているとのことです。Appleとサプライヤーは2020年までに4ギガワットのクリーンエネルギーの発電を行う見通しです。
     
     
    Source:Apple via AppleInsider
    (lexi)

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    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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