iPhone11人気でiPhoneの平均販売価格が下がる〜アナリスト予測

iPhone11

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先日発売となったiPhoen11シリーズですが、最も値段の安いiPhone11の人気が高いため、今年のiPhone平均販売価格(ASP)は昨年よりも安くなると、ドイツ銀行のアナリストが予測しています。

iPhone平均販売価格は4%〜6%下がる

ドイツ銀行のアナリストは、現地時間9月24日に投資家向けに配布したメモにおいて、2020年会計年度のiPhone平均販売価格は前年度に比べ、4%〜6%下がると述べています。
 
これは昨年発売されたモデルのうちで最安値だったiPhone XRが749ドル〜(日本では84,800円〜)の価格設定だったのに対し、iPhone11の価格は699ドル〜(日本では74,800円〜)となっているためです。またiPhone11シリーズの発売に伴い、iPhone8/8 Plusが値下げされたことも影響しています。
 
今後12カ月間のiPhone販売台数についてドイツ銀行は、iPhone11、iPhone8、iPhone8 Plusの占める割合が40%に上ると予想しています。

iPhoneの売上減をサービス売上でカバー

米メディアBloombergは2020年のiPhone出荷台数について1億8,270万台と予想していますが、これは前年と比べ1.1%減の数字です。また同メディアは2020年度のiPhone平均販売価格について、前年と比べ2.3%ダウンの759.85ドルと見積もっています。
 
iPhoneの販売台数が減り、平均販売価格が下がる一方で、Appleはサービス事業での売上増に力を入れています。9月20日からはゲーム遊び放題のApple Arcadeが始まり、11月1日からは動画配信サービスApple TV+がスタートします。どちらも月額600円となっています。

 
 
Source:Bloomberg via 9to5Mac
(lunatic)

 
 

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