Apple Card、米大手キャリアも3%還元率を表明~日本でのサービス開始はいつ?

Apple Card

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米大手キャリアT-Mobileが新たに、Apple Cardでのキャッシュバックを3%にすると発表しました。3%は現時点でApple Cardの最高還元率となります。

キャリアでは初の対応

クレジットカードには様々な還元方法がありますが、Apple Cardは「デイリーキャッシュ(Daily Cash)」という仕組みを採用しています。Apple Cardで決済した分のうち、それぞれのサービスから得たキャッシュバックが毎日Apple Cashの残高に還元されます。
 
還元率の内訳は当初、Appleからの直接購入が3%、Apple Pay経由のApple Card利用で2%、チタン製の物理カードで1%となっていました。
 
したがって、還元率3%の恩恵を受けられるのはApple Store(公式オンラインストアも含む)での購入のみでしたが、サービス開始以降、Uberや大手ドラッグストアが“3%グループ”への加入を発表しました。T-MobileもiPhone11シリーズ発売のタイミングで、この流れに追従した格好となります。
 
とくに今回のT-Mobileのように、高額な端末を販売するキャリアで3%還元の恩恵を受けられるのは、ユーザーにとっても朗報でしょう。

日本でのサービスはどうなる?

Apple Card 使い方
 
クレジットカード大国のアメリカでは企業同士の競争が激しく、3%の還元率は珍しくありません。しかし、日本では還元率1%前後が当たり前で、2%近くの還元を受けるには厳しい条件が要求されます。
 
残念ながら現時点で、日本でのサービス提供は発表されていません。しかし、Appleが最大3%(通常2%)の還元率で日本にApple Cardを導入するとなれば、敷居の低さとも相まって、一挙に勢力図を塗り替えてしまうことは容易に想像がつきます。
 
Appleは7月に「Apple Card」「Apple Cash」の商標登録を日本で申請しているほか、すでに国内ではiDやQUICPay、交通系ICカードでの電子決済が浸透しているため、Apple Cardを導入する障壁は低いと考えられています。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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