Appleは現地時間9月10日、iOS13の正式版と同内容のゴールデンマスター(GM)と、iOS13.1とiPadOS13.1のベータ3を開発者向けにリリースしました。いずれも、一般ユーザー向け正式版の公開日が発表されています。
iOS13のGMリリース
Appleは現地時間9月10日、iOS13のゴールデンマスター(GM)を開発者にリリースしました。
ゴールデンマスターは、9月19日に公開される一般向け正式版と同じ内容のアップデートであることを示します。
iOS13では、黒を基調とした画面表示のダークモード、プライバシーを重視したシングルサインオンのSign in with Apple、目立たないボリューム表示などの新機能が追加されています。
iOS13.1とiPadOS13.1のベータ3もリリース
Appleは同時に、iOS13.1とiPadOS13.1のベータ3を開発者向けにリリースしています。
iOS13.1とiPadOS13.1のベータ3は、現地時間9月4日のベータ2から約1週間でのリリースとなりました。
iOS13.1とiPadOS13.1は、ともに9月30日に正式版が公開される予定です。
異例の日程でリリースされたiOS13.1ベータ1
iOS13の直前のベータは、8月21日にリリースされたベータ8でしたので、約3週間の間隔を経てGMがリリースされることとなりました。
iOS13は、GMのリリースよりも前にiOS13.1ベータがリリースされるという極めて異例の日程を経ています。
そのため、アメリカの対中貿易関税の影響を避けるために、中国の工場からの出荷時期を前倒ししたのではないか、との観測も浮上していました。
Source:MacRumors (1), (2)
(hato)