9月10日のAppleスペシャルイベント、招待状に込められた意味は?

新型iPhoneの発表が見込まれる、Appleのスペシャルイベントの招待状に描かれたカラフルなAppleロゴは、何を暗示しているのでしょうか。海外メディアによる考察をご紹介します。
カラフルなAppleロゴの意味は?
Appleが現地時間9月10日に開催するスペシャルイベントの招待状には、カラフルなAppleロゴが描かれています。
キャッチコピー「By innovation only(イノベーションのみ)」は、「By invitation only(招待者限定)」をもじったフレーズとみられます。
例年、Appleはスペシャルイベントの招待状に、発表内容に関係したグラフィックを描いていることから、このグラフィックが意味する内容について、9to5MacやiDropNewsが推測しています。
iPhone XR後継モデルのカラーバリエーション?
カラフルなAppleロゴは、iPhone XRの後継モデルのカラーバリエーションを指すと考えるのが最も妥当と言えそうです。
「iPhone11R」や「iPhone11」と噂されるiPhone XRの後継モデルには、新色としてグリーンとラベンダーが追加され、コーラルとブルーが廃止されると報じられています。
iPhone XR後継モデルは、背面カメラがデュアルカメラになると予測されています。
拡張現実(AR)技術に関係?
招待状に描かれたAppleロゴが透明で立体的であることから、Appleが力を入れているAR関連や、画像処理技術について発表される可能性もある、とiDropNewsは指摘しています。
iOS13の正式版公開前という異例の日程で開発者向けにリリースされたiOS13.1では、写真や動画の「透明度」を処理できるアルファチャンネルに対応しています。
レインボーカラーのAppleロゴが復活?
カラフルなAppleロゴは、Appleが1977年から1998年まで使っていた、レインボーカラーのAppleロゴを思い出させます。
ただし、両者を比較すると、使われている色の数と並びが異なります。
Interesting that the striped color Apple logo in today’s iPhone Event invitation doesn’t have the same order of colors (or even the same number) as their historical logo. My guess is phones in each of these colors. Maybe even the pro models. pic.twitter.com/CIYEddWDeb
— Kevin Fox ? (@kfury) August 29, 2019
なお、7月には、Appleが新製品で虹色のロゴを復活させるかもしれない、との情報も伝えられています。
「One more thing」があるかも?
Appleが招待状に「By innovation only」というフレーズを添えていることから、「One more thing」として、まだ情報が漏れていない、何か画期的な製品やサービスが発表される可能性もある、とiDropNewsは指摘しています。
ロゴのグラフィックから、AR、透明、3Dとの関係が連想されることから、深度を記録できる3Dカメラ、あるいはARメガネなどの可能性もありそうだ、と同メディアは推測しています。
Source:9to5Mac, iDropNews
Photo:iPhoneSoft
(hato)