2020年のiPad Pro、背面に3Dセンシングカメラ搭載か
2020年3月に発売されるiPad Proは、背面にTime of Flight(ToF)方式の3Dセンシングカメラを搭載すると、韓国メディアThe Elecが伝えています。
韓国メーカーが一部部品を供給
同メディアによると、韓国のDerkwoo Electronicsが、レンズ用ブラケットなど2020年版iPad Pro用3Dセンシングカメラ向けの一部部品を供給するため、年内に量産を開始する準備を進めています。
また2020年版iPad Proが背面に搭載する3Dセンシングカメラは、ToF方式になるとThe Elecは述べています。
iPadが先にToF方式3Dセンシングカメラを搭載
2020年発売のiPhoneについては、ToF方式の3Dセンサーを組み込んだカメラが背面に搭載されるとの予測が、投資銀行JP Morgan、台湾メディアDigiTimes、アナリストのミンチー・クオ氏などにより繰り返し発表されています。
しかし2020年のiPhoneが発表されるのは9月です。今回のThe Elecの予想が正しいとすれば、iPad ProはiPhoneよりも6カ月も早く、新しいカメラを採用することになります。
ただし、Appleサプライヤーに独自の情報網を持つアナリストのクオ氏も昨年11月、ToF方式の3Dセンシングカメラは2020年にまずiPadで導入され、次いでiPhoneに搭載されると予測しており、The Elecの予想が初という訳ではありません。
ToF方式のセンシングカメラが背面に搭載されれば、より複雑で精度の高い拡張現実(AR)コンテンツの実現が可能になると言われています。
Source:The Elec via MacRumors
(lunatic)