Apple、アマゾン熱帯雨林保護のための寄付を発表〜大規模森林火災を受け
Appleがアマゾン熱帯雨林の保護と復旧のため、寄付を行う計画であることがわかりました。ティム・クック最高経営責任者(CEO)がTwitterで表明しました。
前年同期比で85%も増加したアマゾン森林火災
ブラジルのアマゾン熱帯雨林では、数週間前から何千件もの火災が発生、大きな被害が出ています。
アマゾン川流域では、例年7月〜10月の乾季に森林火災が多発していますが、今年の発生件数は2013年以降で最悪の水準であり、昨年の同時期と比べ85%も増えています。8月25日の時点でブラジルで発生した火災の件数は、8万件以上にのぼります。
クックCEOのツイート
世界でも有数のエコシステムのひとつであるアマゾン熱帯雨林を、火災が破壊していく様を目にするのは本当に心が痛みます。Appleは、アマゾンの生物学的多様性を保護し、ラテンアメリカ諸国に広がる大切な森林を復旧させるため、寄付を行います。
It’s devastating to see the fires and destruction ravaging the Amazon rainforest, one of the world’s most important ecosystems. Apple will be donating to help preserve its biodiversity and restore the Amazon’s indispensable forest across Latin America.
— Tim Cook (@tim_cook) 2019年8月26日
クックCEOは寄付の金額については言及していませんが、Appleはこれまでにも米カリフォルニアで発生した山火事や、インド・ケララ州の洪水など、数々の災害の被災者を支援する寄付活動を行っています。
Source:MacRumors
Photo:NASA/Earth Observatory
(lunatic)