ソフトバンク宮内社長「半額サポート」の9月終了、次期iPhone発売日?も語る
ソフトバンクの宮内謙社長は、iPhoneなど最新スマートフォンの購入時に最大半額の割引が受けられる「半額サポート」を9月末までに終了する方針であることを明かしました。また、次期iPhoneの発売日が9月20日と示唆するような発言もありました。
「スマホデビュープラン」好調などを発表
ソフトバンクが8月5日に開催した2020年3月期第1四半期の決算説明会では、「ソフトバンク」「Y!mobile」「LINE MOBILE」の3ブランド合計での契約者数増加、フィーチャーフォンから乗り換えると月額980円でスマートフォンが持てる「スマホデビュープラン」の好調などが発表されました。
ソフトバンクも「半額サポート」終了へ
ソフトバンクの宮内謙社長は質疑応答で、KDDIが新規受付を9月30日で終了すると発表した「アップグレードプログラム」に近い販売手法である「半額サポート」の今後について質問を受けました。
宮内氏は、10月に施行される改正電気通信事業法で、端末と回線のセット販売が禁止されるため、ソフトバンクの「半額サポート」も、未発表ながら10月1日までに終息する、と語りました。
「半額サポート」は、2017年のiPhone X発売にあわせてソフトバンクが導入したもので、端末を48カ月の分割払いで購入し、25カ月目に機種変更すると残債が免除され、機種購入代金の実質負担額が半額になる販売手法です。
しかし、改正電気通信事業法は端末と回線契約の完全分離を義務付けており、「アップグレードプログラム」や「半額サポート」は改正法に抵触することとなります。
次期iPhoneの発売は9月20日?「10日間、どうしようかな、と」
宮内社長は、9月にiPhoneが発売されてから、10月1日の改正法施行までの見通しについて問われると、「正直、どうしようかと思っている。10日間くらい、あ、10日間って言っちゃいけないな」と、次期iPhoneの発売日が9月20日であることを示唆する発言もしています。
宮内氏は、「半額サポート」終了時期を前倒しする可能性にも触れ、10月1日の前後で劇的に販売方法が変わることがないよう、業界各社の協調した対応が取れると良いのではないか、と述べています。
なお、ここ数年のスペシャルイベント開催日程のパターンから、次期iPhoneの発表イベントは2019年9月10日に開催される、と米メディア9to5Macが予測しています。
もし、9月10日が発表日なら、発売は翌週の金曜日である9月20日が有力と考えられます。
9月末までのスマホ割引販売を実施中
なお、ソフトバンクは現在、MNP契約でiPhone XSやiPhone8など対象スマートフォンを購入すると、機種代金が10,800円割引となる「機種購入サポート」を9月末までの期間限定で実施しています。
「機種購入サポート」は、「半額サポート」との併用が可能となっており、割引を最大まで適用すると、機種代金86,400円のiPhone8(64GB)が、実質負担額37,800円となります。
Source:ソフトバンク
(hato)