Apple Watchの転倒検知機能と自動通報機能が女性の命を救う

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    Apple Watchはこれまでに多くの人の命を救ってきました。心電図機能心拍数の異常検知機能緊急通報機能が役に立った例がいくつも紹介されてきましたが、今回は転倒検知機能と自動通報機能が一人の女性の命を救いました。

    一人の時に転倒

    今回Apple Watchに命を救われた女性は普段から睡眠不足からくるてんかんの発作に悩まされていました。その日も彼女は眠りにつくのに苦労し、家族は彼女を静かな家に一人にして寝やすい環境を作りました。しかし彼女が家に一人になった時に発作が起きて転倒してしまいました。幸い、彼女はこの時Apple Watchを身に付けていたため転倒検知機能が作動し、1分間反応がなかったことで救急への通報と夫へのメッセージ送信が自動で実行されました。
     
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    この機能のおかげで救急隊の迅速な救命活動が可能になり、また夫は妻が病院への移動中に位置情報を受け取っていたため、すぐに妻と合流できたと伝えられています。Apple Watchの転倒検知機能緊急通報機能がうまく連携して、彼女の命を救ったことになります。Apple Watchが自動で緊急通報するのは発作が起こり、また転倒で意識を失うなどして身動き取れない状態では非常に有益だということが示されました。

    転倒検知機能

    Apple Watch Series 4には転倒を検知する機能がついています。転倒を検知しすると画面に転倒を検知したことが表示されるのですが、「大丈夫」をタップするかデジタルクラウンを押して左上の「閉じる」を押せば通常の状態に戻ります。しかし1分間何もユーザーが反応しなければ、30秒間のアラームによる警告ののちに自動で救急に緊急通報されます。
     
    また事前にヘルスケアアプリに登録した緊急連絡先に緊急通報されたことがメッセージで伝えられ、同時に位置情報が送信されます。ちなみにヘルスケアアプリに登録されている年齢が65歳未満であれば、緊急通報機能はデフォルトでOFFとなっています。そのため65歳未満でこの機能を使いたいユーザーは手動でONにする必要があります。
     
     
    Source:9to5Mac
    (KAZ)

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