Huaweiの折りたたみスマホ「Mate X」、発売前に使用するCEO目撃

Huawei Mate X

Huawei Mate X
 
発売前にもかかわらず、Huaweiの折りたたみスマートフォン「Mate X」を使用している男性が中国の空港で目撃されました。その男性とは、Huaweiのコンシューマー・ビジネス部門を率いるリチャード・ユー最高経営責任者(CEO)です。

北京空港で堂々と使用

SamsungのGalaxy Foldと並んで、HuaweiMate Xは折りたたみスマートフォンとして注目を集めています。ともに薄さと柔軟性を兼ね備えたフレキシブル有機EL(OLED)ディスプレイの特性を活かし、用途に応じてパネルを広げたり2つ折りにしたりできるのが特徴です。
 
このうちMate Xは6月頃の発売を予定していましたが、ディスプレイの耐久性が懸念されたことで9月に発売を延期しています(幹部のホー・ガン氏は以前7月末~8月初旬と発言していましたが、最近になって9月のGalaxy Foldよりも発売が遅れる可能性を示唆しています)。
 
そんなMate Xを発売前にもかかわらず、リチャード・ユーCEOが北京空港で堂々と使用している姿が目撃されました。目撃した人物がMate Xについて尋ねたところ、ユー氏は快く質問に応じ「リリースまでにはもう少し待つ必要があるね」と笑いながら答えたとのことです。
 
huawei mate x リチャード・ユー

広げるとタブレットサイズに

ユー氏が広げたMate Xを両手で持ちながらテキストを読んでいるように、Mate Xはたたんだ状態では6.6インチのスマートフォンですが、広げると8インチ(2,480×2,200)のタブレットに変身します(iPad miniは7.9インチ:2,048×1,536)。
 
Huawei Mate X
 
スペックは4,000万画素のメインカメラ、8GBのRAMに加え、下りスピードが実測値で1Gbpsに到達する5Gにも対応しており、あらゆる点で次世代スマートフォンの名に相応しい仕上がりとなっています。価格は2,299ユーロ(約278,600円)です。
 
 
Source:微博 via Gizchina,GSMArena,MyDrivers
Photo:Huawei
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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