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2019年7月20日 15時29分

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Apple、ボイスコントロールに特化した「SiriOS」を2020年に発表か


 
Appleが「SiriOS」を2020年の世界開発者会議(WWDC 2020)で発表する、との記載が投資会社の音声認識技術に関する報告書の中で見つかりました。

プライバシーに力を入れるAppleに追い風

ルクセンブルク拠点の投資会社Mangrove Capital Partnersは、音声アシスタントが今後飛躍的な伸びを見せると予測しています。
 
キーボードは5年〜10年以内になくなっていき、代わりに音声アシスタントが使用されるとMangroveは見ていますが、同時にプライバシーが切実な課題であると指摘しています。
 
Microsoftによれば、音声アシスタント利用者の41%が信頼性、プライバシー、パッシブリスニング(アシスタントが常に聞き耳を立てている状態)が気がかりであると感じているとのことです。
 
この状況は、プライバシーに特に力を入れてきたAppleにとっては追い風と言えるでしょう。

SiriOSの発表で大きなイノベーションがもたらされる

Appleが2018年末にプライバシーに焦点を当てたAI企業Silk Labsを買収したことが明らかになっています。オンデバイスでAIの計算処理を行うのがSilk Labsの特徴であり、クラウドにデータを転送する必要がないためプライバシーの面において優れているとされています。
 
これまで、音声アシスタントの開発に関して、他社に遅れを取ってきたといわれるAppleですが、2020年のWWDCで「SiriOS」なる、ボイスコントロールに特化したOSを発表する見込みであることが今回明らかになりました。
 
「SiriOSは、イノベーションを起こすのに望ましく、AmazonとGoogleに追いつくのに必要だと多くの人々に認識されている」と、音声AI関連メディアVoicebot.aiのブレット・キンセラ氏はコメントしています。
 
Mangroveの音声アシスタントの発展についての予測は次のとおりです。
 

  • キーボードの死:タップ、タイピングの代わりにスピーキングとスワイプが使用されるようになる。キーボードは5年〜10年後にはほとんど使用されなくなる
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  • 音声認識は、スクリーンのないスマホなどの新たな製品カテゴリを生み出す
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  • ブランドは「音のアイデンティティ」によって認識されるようになっていき、商品検索は劇的に変わる
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  • 音声認識はアプリケーションに依存しないため、現在の力関係が逆転し、ソフトウェアよりもハードウェアが重要となる
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  • 生活に必要なものはすべてバーチャルアシスタントが担うという時代がくる
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  • Appleの2020年のSiriOSの発表から、音声認識経済に大きなイノベーションが起こっていき、2025年までに1兆ドル(約108兆円)規模となり、アプリ経済の成長を超える

 
 
Source:Mangrove Capital Partners via AppleInsider
Photo:The Lightphone
(lexi)

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