Apple Watch、今度はジェットスキー事故からユーザーの命を救う

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Apple Watchに搭載された心電図機能が命を救った例はこれまでにも多くあります。そして今度はジェットスキー事故で溺死の危機に瀕したApple Watchユーザーがその緊急通報機能を使い、危機を脱したとのニュースが報じられています。

溺死の危機

ミシガン湖で写真撮影をするためにジェットスキーに乗っていたフィリップ・エショー氏は波に押されて転覆し、その拍子にiPhoneを水中に落としてしまいました。彼は救命胴衣を着用していたものの周囲に人はおらず、波は水面下に彼を押し込み続け、助けがなければ溺死するのも時間の問題という状況に陥りました。
 
Apple Watch Series 4 CM Flight
 
しかし同氏はApple Watch、しかも単独でセルラー通信のできる機種を装着していたため、その緊急通報機能を利用して救助を要請しました。波の間で電話が緊急サービスに繋がったかどうかを確認することは難しかったと同氏は話していますが、通報後、彼の周囲に救助艇とヘリコプターが到着し、無事に救助されました。
 
波に押され、溺死の危機が迫る中でiPhoneを失い、この状況でApple Watchがなければエショー氏は助からなかったかもしれません。そう考えるとApple Watchがまた一つの命を救ったことになります。

心電図機能も活躍

Apple Watchはこれまでも心電図機能異常心拍を検知する機能で多くの人の命を救ってきました。今回は緊急通報機能、防水機能、セルラー通信機能の組み合わせで一つの命が救われ、Apple Watchの功績に追加された形です。これら事例を通してApple Watchは健康増進のためだけでなく、万が一の時にも役に立つことが次第に認知されつつあります。
 

 
ただ緊急事態のためにApple Watchを購入するのは少し違うかもしれません。とはいえApple Watchの緊急通報機能の使い方(Appleのサポートサイトへのリンク)は万が一の時のために覚えておいた方がいいかもしれません。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)

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