Apple Watchの心電図機能、ヨーロッパで導入されてすぐに患者を救う
watchOS 5.2から香港とヨーロッパの一部の国々で利用可能になったApple Watch Series 4の心電図(ECG)機能ですが、導入されてから1週間以内にすでに患者の命を救った、と報じられています。
Apple Watchの測定は正しかった
ドイツ・フランクフルトの新聞社FAZの編集者兼コラムニストのマイケル・スペアー氏は、同氏宛てにApple Watchの心電図機能が患者を救った内容のメールが寄せられたことをTwitterで明らかにしました。
Heute in der E-Mail. #Apple #Watch #EKG: pic.twitter.com/AuHnW0dAM2
— Dr. Michael Spehr (@MicSpehr) April 2, 2019
Apple Watchの心電図機能は、香港とヨーロッパの一部の国々で先週利用可能となったばかりですが、早くも患者が救われたことになります。
メールの寄稿者によれば、Apple Watch上で幾度も不整脈の一種である心房細動が検出されたので、医師の友人にアドバイスを求めたところ測定エラーであると言われました。しかし同氏は念のためかかりつけの内科医を訪れ、12誘導心電図の記録を行ってもらったところ、Apple Watchの測定結果通り心房細動が検出され、β遮断薬が処方されたとのことです。
「Apple Watchが延命してくれた」と記者にメールを送ったユーザーは述べています。
Apple Watchの心電図機能は、現在アメリカ、香港、ヨーロッパの国々など23の国や地域で利用可能となっています。
Source:The Sun via AppleInsider
(lexi)