2019年版MacBook Air搭載のSSDは2018年版のSSDよりも遅い?
Appleは先日、新型MacBook Airを発売しましたが、同モデルの搭載するSSDが2018年版MacBook AirのSSDよりも遅いとの報告が上がっています。
読み込み速度は35%遅い
フランスのApple関連情報サイトConsomacが、Mac用ディスクベンチマークアプリ「Blackmagic Disk Speed」を用い、2019年版MacBook Airのディスク速度(256GBのSSDを搭載)を測定したところ、書き込み速度は1GB/s、読み込み速度は1.3GB/sでした
同じストレージ容量の2018年版MacBook Airで同様の測定を行うと、書き込み速度は920MB/sでしたが、読み込み速度は2GB/sでした。つまり2019年版MacBook Airは、書き込み速度は若干向上したものの、読み込み速度は35%も遅くなっていることになります。
価格を抑えるのが狙いか
Consomacは、ストレージ容量128GBの2019年および2018年版MacBook Airでもベンチマークテストを実施しました。2019年版の書き込み速度は500MB/s、読み込み速度は1.3GB/sで、この数字は2018年版MacBook Airとそれほど大きな違いはなかったとのことです。
米メディアMacRumorsは、Appleは2019年版MacBook Airの価格を抑えるために、SSDを速度の遅いものにした可能性があると推測しつつも、大半のユーザーは日常に使用するぶんには気づかないレベルだろうと述べています。