Apple従業員はジョナサン・アイブ氏の退社を肯定的にとらえている?
米雑誌Fortuneが、100人のApple従業員に匿名でアンケート調査を行った結果、多くの従業員が、Appleの最高デザイン責任者ジョナサン・アイブ氏の退社はネガティブな影響をもたらさないと考えていることが明らかになりました。
Appleにとって痛手となると答えたのは4分の1
Appleで長年製品デザインに携わってきたアイブ氏が、今年後半にもAppleを退社し、自身のデザイン会社を設立すると報じられましたが、Apple従業員たちはアイブ氏の勇退をどのように捉えているのでしょうか?
Fortuneが100人のApple従業員を対象に行ったアンケート調査によれば、52%がAppleの未来に何の影響も与えないと答えたことがわかっています。
また、22%はアイブ氏の退社がポジティブな効果をもたらすと考えており、26%がAppleにとって痛手となると回答しました。
Fortuneのアンケート調査から明らかになったのは、多くのApple従業員はアイブ氏の退社を肯定的にとらえているということです。
アイブ氏が重要な役割を果たしたことに変わりはない
Fortuneのアンケート調査では、73%のApple従業員がアイブ氏がAppleのこれまでの成功に貢献したと思うと答えており、わずか8%がアイブ氏の存在は重要ではなかったと考えていることも明らかになっています。
アイブ氏が開発に関わってきたApple製品の中で、製品化が最も困難だったのは初代Apple Watchであったといわれています。
アイブ氏は、2015年のApple Watch発売後からAppleでの仕事量を減らし始めたとされており、最終的にApple退社という流れになった模様です。
Source:Fortune
(lexi)