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2019年7月2日 21時22分

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Touch IDをディスプレイ下に埋め込んだiPhoneが中国限定で登場?

touch id
 
Face ID(顔認証)がなく、Touch ID(指紋認証)センサーをディスプレイ下に埋め込んだiPhoneを、Appleが中国限定で発売するとの観測が浮上しています。Apple関連のサプライチェーンが明らかにしました。

Face IDはコストがかかる

中国メディア環境時報(Global Times)によると、サプライチェーンから寄せられた複数の情報として、Appleが「低価格かつ中国仕様のiPhone」のリリースを検討していることが分かりました。
 
コストのかかるFace IDではなくTouch IDをディスプレイ下に埋め込んだモデルを展開することで、年々低下する中国スマートフォン市場でのシェアを回復させるのが狙いだと考えられています。
 
事情通が匿名で語ったところによれば、Face IDのコストは数百元(1元≒16円)で、Touch IDよりも大幅に高額なのだそうです。同人物は「(そんなシステムを)採用する余裕があるのはAppleだけだが、(高コストゆえに)売り上げにも影響が出る」とし、決して安くないFace IDのコストが販売価格に転嫁されているため、中国でのiPhone売れ行きが芳しくないのではないか、といった指摘をしています。

Touch IDに戻せばいいことだらけ?

一方でTouch IDに戻せば、製造コストを大きく抑えられるので「価格が5,000元(約80,000円)前後のスマートフォンを好むものの、HuaweiやOPPO、Vivoといった国内ブランドに流れつつある」比較的裕福な層を再び振り向かせるだけでなく、ディスプレイ下の指紋認証センサーという“最先端技術”で注目を集めることもできます。
 
AppleによればFace IDはTouch IDとは比較にならないほど高精度だそうですが、消費者の興味を惹きつけるには、それだけでは不十分なのでしょう。
 
ディスプレイ下に指紋認証を埋め込んだスマートフォンは、中国のVivoが「X21 UD」を昨年リリースしたのを皮切りに、多くのメーカーが先を争って発売しました。Vivo以外にもHuawei(Mate 20 Pro)やXiaomi(Mi8 Pro)、OPPO(R17 Neo)と、中国国内のみならず世界スマートフォン市場でも上位を占める中国メーカーは、昨年の時点でこぞって対応モデルを販売しています。このような勢いづいたトレンドを思えば、ディスプレイ埋め込み型指紋認証の中国での高い関心は明らかと言えます。

続報に要注目か

普段からサプライヤー事情に詳しいメディアや著名アナリストを差し置いて、中国政府系の環境時報がスクープをすっぱ抜くことに疑問を唱える声もあります。ニュースサイトAppleInsiderも「Appleの計画について、環境時報の予測はこれまで散々な成績だ」として、今回の観測について留保をつけています。
 
とはいえ、昨年も中国本土でiPhone XS/XS Max、iPhone XRのデュアルSIM搭載モデルがわざわざ販売されたことや、中国スマートフォン市場攻略に対するAppleの熱意を思えば、今回降って湧いたように登場した「Touch ID埋め込みiPhone」観測も決して荒唐無稽な話ではないしょう。
 
また5月には、投資銀行Barclaysのアナリストが「2020年のiPhoneは、ディスプレイのどこでも(フルスクリーン)Touch IDを可能にする音響指紋認証技術が採用されるだろう」とする展望レポートを公開しているように、Appleが指紋認証へ回帰する可能性も十分あり得るのです。
 
Source:環境時報(Global Times),AppleInsider
(kihachi)

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