【iOS13】細かい新機能・変更点のまとめ!

世界開発者会議(WWDC 2019)において、今秋正式版がリリースされるiOS13が発表されました。ダークモード、Sign in with Apple、「Find My」などについては何度か取り上げましたが、ここではその他の細かい新機能や変更点について、米メディアMacRumorsがまとめたものをご紹介します。
iOS13の新機能と変更点
コントロールセンターでWi-Fi接続先が切り替え可能
コントロールセンターを表示後、ネットワーク関連アイコンが集まっている部分を長押しし、さらにWi-Fiアイコンを強く押し込むと、接続可能なWi-Fiネットワークの一覧が表示され、接続先を切り替えることができます。
コントロールセンターでBluetooth端末接続の設定が可能
同じくコントロールセンターを表示後、ネットワーク関連アイコンが集まっている部分を長押しし、さらにBluetoothアイコンを強く押し込むと、これまでに接続したことのあるBluetooth端末の一覧が表示されます。
位置情報へのアクセス許可
基調講演でも説明がありましたが、「設定」において、各アプリに対する位置情報へのアクセスの許可のオプションが追加されました。これまでは「常に許可する」「許可しない」「このAppの使用中のみ許可」の三択でしたが、これに「次回確認する」、つまり毎回許可するかどうか、ユーザーが確認できるオプションが加わっています。
メールの受信拒否設定が可能に
電話では現在も「着信拒否」設定が可能ですが、同様の機能がメールにも導入されます。
メールでスレッドごと「通知なし」設定に
iOS13では「メール」アプリでメッセージをスワイプし、「さらに表示」を選択すると、スレッドを「Mute」(通知せず)にする新オプションが追加されています。これを選ぶと、そのスレッドで新しいメールが届いても通知されません。
「ブック」で読書目標を設定
「ブック」アプリには、新たに「Reading Goals(読書目標)」機能が追加され、毎日どのくらい読んだかを記録できるようになります。
未登録の電話の相手を無視
設定アプリの「電話」に、「Silence Unknown Callers」(未登録の相手をミュート)という新たな項目が追加されています。この機能をオンにすると、連絡先に登録していない相手からの電話は知らされず、直接留守番電話へと送られます。
データ使用量を抑える
設定アプリの「モバイル通信」→「通信のオプション」で、これまでの「LTE回線を使用」「データローミング」に「Low Data Mode」(データ使用量を抑制)が追加されています。
メッセージ検索機能の向上
「メッセージ」アプリで、下にスワイプして検索ボックスを表示すると、これまでにメッセージを送信したことのある連絡先とリンクが表示されます。
ノートのフォルダ管理
iOS13の「メモ」アプリには、フォルダを管理するための新ツールが追加されています。「Add People」(人を追加)「Move This Folder」(このフォルダを移動)「Rename」(名前の変更)「View Attachments」(添付を見る)の4つのオプションがあります。
PS4/Xboxコントローラへの対応
AppleはWWDC 2019の基調講演で、Apple TVがPS4/Xbox One Sのコントローラに対応すると発表しました。これらコントローラはiPhoneとiPadでも使えることがわかっています。
新アニ文字
iOS13ではねずみ、タコ、牛の3つのアニ文字が追加されます。またミー文字では数多くのアクセサリが追加されています。さらにミー文字を作成すると、ステッカーも自動作成されます。
絵文字との切り替えキーが独立
これまでアルファベット、他言語の文字(ひらがななど)、そして絵文字の切り替えは、すべて左下の地球儀マークをタップすることで実行されていました。iOS13では数字(123)とスペースキーの間に、新たに絵文字切り替え専用キーが設置されています。
Safariタブを自動的に閉じる設定
設定アプリのSafariに、「タブ」を自動的に閉じる設定が追加されています。設定は「手動」「1日後」「1週間後」「1カ月後」から選択でき、手動の場合はこれまで通り、ユーザーが閉じない限りタブは閉じません。
カレンダーに添付
カレンダーアプリにも、文書などを添付できるようになります。
Appアップデート
iOS13でアプリをアップデートするには、App Storeを開いてからユーザープロフィールをタップ、「Pending Updates」(アップデートを保留)からアップデートしたいアプリを選択します。iOS12にあった「Updates」(下部の右から2つめ)のタブはなくなっています。
Safariのスクリーンショット
Safariのスクリーンショットを撮影するときに、ページ全体をPDFファイルとして保存、共有できるオプションが追加されています。Markupツールを使って編集することも可能です。
ミュートスイッチのインタフェースが変更
iOS13でミュートスイッチを操作したときに表示されるインタフェースが小さくなっています。音量調節表示も控えめになっているのはすでにお伝えしたとおりです。
バッテリー充電を最適化
iOS13には、充電パターンを学習し、充電を細かくコントロールすることでバッテリー寿命を延ばす「最適化充電」機能が追加されています。
ホームアプリの改良
ホームアプリに登録されているHomeKit対応アクセサリの制御機能が改良されています。細かい部分はアクセサリによって異なりますが、全般的に選択肢が増え、使いやすくなっています。
HomeKitにおけるAirPlay 2対応デバイスのオートメーション
HomeKitのオートメーションで、AirPlay 2対応デバイスが使えるようになりました。
なおこれまで挙げた機能は、新しいiPadOSにも共通しており、iPadでも利用することができます。
Source:MacRumors
(lunatic)