WWDCのセッション一覧に「ReplayKit for macOS」の記載

    ReplayKit

    ReplayKit
     
    現地時間6月3日から始まる世界開発者会議(WWDC)で開催されるセッションの日程が発表されました。WWDCではiOSやmacOSなどの主要な新機能が基調講演で発表され、その後のセッションでAppleの開発チームからデベロッパーに詳細が直接説明されます。そのためセッションのスケジュールからWWDCで何が発表されるかがわかる場合があります。

    ReplayKit for macOSの表記

    ReplayKitはiOSアプリの画面を動画で記録し、それをSNSやメールなどで共有できる機能をアプリに組み込めるように設計されています。またiOS10からはライブ機能も実装され、YouTubeにアプリの実況動画をアップロードすることもできるようになっています。このReplayKitがmacOSでも使えるようになることがWWDCのセッション一覧の記載で判明しました。
     
    Apple Arcade
     
    秋から始まるApple Arcadeでは、ゲームアプリがiOS、macOS、tvOSをまたいで提供されるようになります。iPhoneで始めたゲームの続きを家のMacでプレイするといったことも可能になるので、どのOSでもプレイ動画が録画でき、それが共有できるようになる必要があったのでしょう。
     
    また最近はゲームの実況動画をYouTubeなどで配信することも一般的に行われており、Macから実況動画配信が簡単にできるというのもApple Arcadeの特徴になるのかもしれません。

    HealthKitにも新機能

    ReplayKit for macOS以外にもWWDCのセッション日程表から判明した新機能があります。iPhoneやApple Watchのアプリで収集された健康関連データを扱うHealthKitは次期OSから聴覚の状態に関するデータを取り扱うようです。専用のアプリで簡易な聴覚テストができ、その結果をヘルスアプリで記録できるようになるのかもしれません。
     
    WWDC 19 招待状
     
    これ以外にもiOS13macOS10.15には多くの新機能が搭載されると予想されています。その詳細が明らかになるWWDCは、日本時間6月4日午前2時からの基調講演で幕を開けます。
     
     
    Source:Apple Insider
    (KAZ)

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