Apple、アクセシビリティ記念日に女性写真家とiPhoneの物語を紹介

テクノロジーとアクセシビリティについて考える世界的な記念日である5月16日の「Global Accessibility Awareness Day (GAAD)」にあわせてAppleは、iPhoneを使うフォトグラファーのストーリーを紹介しています。
四肢に麻痺を持つフォトグラファー
フォトグラファーのレイチェル・ショート氏は、28歳だった2010年に自動車事故で脊髄を損傷し、四肢に麻痺を負ってしまいました。
丸1年がかりで両手でものを持てるようになったショート氏に、障害が残っても使いやすいだろうと親友が贈ってくれたiPhone4がきっかけで、彼女の創作活動はiPhoneを中心としたものへと一変しました。
街並みとビーチの美しさで知られる、米カリフォルニア州の小さな町カーメルに住むショート氏は、近隣の州立公園や遊歩道で、見る者をフレームに誘い込むような作品の撮影に取り組んでいます。
「物事をシンプルに捉えたい」と語るショート氏は、モノクロで作品を生み出しています。
現在、彼女はiPhone XSと「Hipstamatic」アプリで撮影した写真を、「Snapseed」アプリでモノクロに編集しているそうです。
ショート氏の詳細なストーリーは、AppleのWebページで読むことができます。
製品のアクセシビリティ機能を紹介
Appleは「誰にでも使いやすい製品であること」を製品開発の哲学としており、盲目の若き女性エンジニアらもアクセシビリティ機能の開発に取り組んでいます。
そして、iPhoneをはじめとした製品には、視覚や聴覚に障害がある人にも使いやすくするアクセシビリティ機能が充実しています。
Appleは、Webサイトに「アクセシビリティ」ページを設け、VoiceOver、ディスプレイ調整、拡大鏡、ズーム機能、AirPodsを使ったライブリスニング、スイッチコントロールなどの機能を紹介しています。
Appleは先日、iPhoneのアクセシビリティ機能の使い方を紹介する動画も公開しています。
Source:Apple
(hato)