macOS 10.15ではiPadがMacのサブディスプレイとして利用可能に?
Mac用の次期OS、macOS 10.15では、iPadをサブディスプレイとして使える新機能が追加される、と報じられています。
macOS 10.15の開発状況に詳しい人物からの情報
macOS 10.15で、MacのサブディスプレイとしてiPadを使える新機能の開発が進められている、と米メディア9to5Macの記者で、デベロッパとしても知られるギルヘルム・ランボー氏が、次期macOSの開発状況に詳しい人物からの情報として報じています。
なお、ランボー氏は最近、iOS13ではダークモードなどの新機能が追加される、との記事も公開しています。
コードネームは「Sidecar」
MacからiPadを外部ディスプレイとして使う機能は、Apple社内で「Sidecar」のコードネームで呼ばれており、ウィンドウの「最大化」ボタンにマウスカーソルを合わせるだけの簡単な操作で利用可能になるそうです。
iPadと同様、一般的な外部ディスプレイの切り替えも同様の操作で可能になる模様です。
クラウドファンディングサイトKickstarerで成功を収め、2018年10月に発売された「Luna Display」がMacの標準機能として利用可能になると言えます。
Apple Pencilを使った操作も可能に
Apple Pencilに対応したiPadを外部ディスプレイとして使った場合、iPadをWacomのようなタブレットとしても使えます。
Appleは、ウィンドウを画面の片側に配置する機能の開発も進めているそうです。ただし、同様の機能はすでにWindowsでは利用可能となっています。
macOS 10.15は、iOS13などと同時に、現地時間6月3日から開始される世界開発者会議(WWDC 19)の基調講演で開発者向けに発表され、9月に一般ユーザー向け正式版が公開される見込みです。
Source:9to5Mac
(hato)