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iPhoneのLCDベンダーとして知られるジャパンディスプレイは、1,100億円超の資本増強を行う見込みである、とReutersが伝えています。
ジャパンディスプレイは、昨年12月時点でiPhone XR用液晶パネルの半数以上を供給しており、世界でも有数のLCDベンダーとして知られていますが、iPhoneモデルが有機EL(OLED)ディスプレイへと移行していることを受け、OLEDディスプレイパネルの生産拡大を行う見通しです。
ジャパンディスプレイは、筆頭株主のINCJと提携して、外部から800億円の資金調達を行っていると報じられていますが、資金の提供元は中国のシルクロード基金(絲路基金)なのではないかと推測されています。
株式会社INCJは、官民ファンドである株式会社産業革新機構から新設分割して発足しました。INCJのWebサイトによれば、産業革新機構は「産業や組織の壁を越えて、オープンイノベーションにより次世代の国富を担う産業を育成・創出することを目的に設立された」とのことで、民間ファンドではできないリスクテイク機能があるとされています。
今回の巨額の資本増強の報道により、ジャパンディスプレイの株価は急騰しています。
Source:Reuters, INCJ
(lexi)
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