iOS12.2とiOS12.1.4、動作速度に違いは?スピードテスト動画が公開
最新バージョンであるiOS12.2と、iOS12.1.4の動作速度を比較した動画が公開されました。iPhone5sからiPhone8の5モデルでスピードテストをしています。
アプリの連続起動速度やベンチマークスコアを比較
公開されたばかりのiOS12.2と、直前のバージョンであるiOS12.1.4の動作速度を比較する動画を公開したのは、YouTubeチャンネルiAppleBytesです。
同チャンネルは、iOS12の公開時にも旧バージョンとの比較動画を公開しています。
テストは、左にiOS12.1.4、右にiOS12.2を並べ、各種アプリを続々と起動し、GeekbenchとAntutuによるベンチマークテストを実行するという内容です。
テストの対象となったのは、iPhone8、iPhone7、iPhone6s、iPhone6、iPhone5sの5モデルです。
iPhone8
まずはiPhone8での動作速度比較です。
iPhoneの電源投入、各種アプリの起動速度は全くと言っていいほど同等です。GeekbenchとAntutuによる、ベンチマークテストのスコアもほぼ同じで、動作速度に差は見られませんでした。
iPhone8でのスピードテスト動画はこちらでご覧ください。
iPhone7
iPhone7でも、iPhone8と同様、電源投入、アプリの連続起動、GeekbenchとAntutuのベンチマークスコアともに大きな差は見られませんでした。
iPhone7でのスピードテスト動画はこちらです。
iPhone6s
iPhone6sでも、電源投入、アプリ起動、ベンチマークスコアとも、全くと言っていいほど同じです。
iPhone6sでのスピードテスト動画はこちらです。
iPhone6
iPhone6になると、iPhone6s以降のモデルと比べて、アプリによっては起動に時間がかかるのが目立ちます。
しかし、iOS12.1.4とiOS12.2の間には動作速度の差はほとんど見られません。
iPhone6の動画はこちらでご覧ください。
iPhone5s
2013年に発売されたiPhone5sは、iOS12が動作する最も古いモデルのiPhoneです。
iPhone5sでは、「News」アプリの画面切り替え時に、iOS12.2の方が読み込み時間がわずかに長くなっています。
しかし、他のアプリの動作速度やベンチマークスコアにほぼ差はありませんでした。
iOS12.1.4のスピードテスト動画はこちらでご覧ください。
Safariのセキュリティなどが向上したiOS12.2
スピードテストの結果、iOS12.1.4からiOS12.2にアップデートしても、iPhoneの動作速度は影響を受けないことが分かりました。
iOS12.2は、新作のアニ文字4種類が利用可能となっているほか、Safariのセキュリティ関連機能向上などのアップデートとなっています。
なお、AirPods(第2世代)を使うにはiOS12.2へのアップデートが必要です。
Source:iAppleBytes/YouTube
(hato)