Apple、自動運転車プロジェクトの人員190人を一時解雇

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Appleがカリフォルニア州サンタクララおよびサニーベールにおいて、自動運転車プロジェクトに従事していた従業員を190人一時解雇(レイオフ)することが判明しました。現地メディアSan Francisco Chronicleが報じています。

エンジニアを中心に190人を一時解雇

190人という大規模な従業員レイオフは、2月にカリフォルニア州雇用開発局に提出された文書から判明しました。Appleの広報担当者によれば、このレイオフは1月にCNBCが報じたのと同じものとのことです。
 
文書によれば一時解雇の対象となった従業員のほとんどがエンジニアで、エンジニアリング・プログラム・マネージャー38名、ハードウェア・エンジニア33名、製品デザイン・エンジニア31名、ソフトウェア・エンジニア22名が含まれます。一時解雇は4月16日に実施されます。

iPhone売上不振に伴う事業見直しの一環か

Appleは2014年から、本社のあるクパチーノ近郊のサンタクララとサニーベールへの拡大を本格的に開始しました。自動運転車開発部門が設立されたのもこの年です。
 
今回の自動運転車開発部門の縮小について一部のアナリストは、iPhone売上が減少したことで、事業の見直しを迫られたためではないかと分析しています。先日もThe Wall Street Journalが、AppleはこれまでのiPhoneに依存する体制を転換すべく、事業の優先順位を見直し、大幅な人事異動を行っていると報じています。
 
一部では、昨年8月にTeslaからAppleに戻り、自動運転車プロジェクトに従事することになったダグ・フィールド氏が、今回の大規模レイオフと組織再編成に関係があるとする声もあります。

 
 
Source:San Francisco Chronicle via MacRumors
(lunatic)

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