米消費者の67%「次に買うのはiPhone」〜最新調査より

世界的にスマートフォンの売上台数が減少傾向となり、iPhoneの売上も伸び悩んでいますが、米国の消費者のiPhone購入意欲はむしろ高まっているようです。資産管理会社Robert W. Bairdの最新調査で明らかになりました。
iPhoneの買い替え需要は衰えていない
Robert W. Bairdのアナリスト、ウィリアム・パワー氏が投資家向けに公開したメモによると、同社が年2回実施している調査から、スマートフォンの買い換え平均年数は延びているものの、iPhoneへの買い替え需要は衰えていないどころか、むしろ過去数年よりも高まっていることが判明したとのことです。
約1,500人の米消費者を対象に実施した最新調査によれば、15%が今後2カ月以内に新しいスマホを購入する予定と答えました。その15%のうち、67%が次に購入するスマホはiPhoneだと述べています。
また相当数の回答者(数字は記されていない)が現在所有するiPhoneを2年以上使用していると回答したことから、新しいiPhoneに買い換えたいと考えている消費者が一定数存在するとパワー氏は見ています。
18%がAppleの新サービスに関心あり
また今回の調査では、Appleが3月のスペシャルイベントで発表すると予想されているニュースや動画のストリーミングサービスについても尋ねています。
調査対象者の18%がこれらのサービスの利用に「多少は関心がある」と回答しました。数字だけを見ると低く思えますが、まだ発表もされていないサービスであることを考えれば、18%はそれほど低い数字ではない、とパワー氏は述べています。
同氏はAppleの強みはエコシステムを形成していることだとし、iPhoneユーザーは平均2.6台のAppleデバイスを所有しているとの調査結果も明らかにしました。